東京・秋葉原の秋葉原UDX 4階にあるUDXギャラリーで「MANGAフェスティバル in 秋葉原エンタまつり 2007」が今月25日から28日まで開催されている。このイベントは、今や世界中から注目されている日本のマンガに焦点をあて、各国の翻訳本の紹介や、マンガのデジタルコミック化など、マンガに関わる様々な展示やセミナーなどを行なうことによって、日本が世界に誇る「MANGA」の素晴らしさを伝えようというイベントだ。入場は無料。
展示会場ではドラえもんとアトムがお出迎え!
展示会場に入るとドラえもんとアトムが手を振って出迎えてくれた。
各国の翻訳本も多数出展
ずらっと並んだ各国の翻訳マンガ本。各国の翻訳本が並んで展示されるといる姿は圧巻だ。
この展示会では「世界にはばたく日本のコミック」として、日本のマンガが世界各国の言葉に翻訳されたものが数多く展示されており、それらを自由に閲覧できる。当然日本語ではないので、何と書いてあるかわからないが、普段読んでいるマンガが違う言語で書かれているのはなんだか新鮮な気分だ。
「よつばと!」の中国語?翻訳版。どうやらタイトルは「四葉姉妹!」となるようだ。©KIYOHIKO AZUMA/YOTUBA SUTAZIO
結構意外?マンガ雑誌の発行年表
会場に入ると最初に目につくのが壁一面にディスプレイされた年代別のマンガ雑誌年表。
1950年から1959年。「なかよし」といった有名少女漫画雑誌や、「マガジン」や「サンデー」といった少年漫画雑誌もこの頃から登場している。
1960年から1969年には「週刊少年ジャンプ」が登場。そのほか多くの少女誌が早い時代に登場している。
1970年から1979年までも新しい少女誌が多く登場している。青年誌では「ビッグコミックオリジナル」や「ヤングジャンプ」がこの時代から販売開始されている。
1980年から1989年は特に多くの雑誌が登場した。なかでも「モーニング」や「スーパージャンプ」といった青年誌が、この時代に多く誕生した。
1990年から1999年には「コミック電撃大王」や「Vジャンプ」など、より専門性に特化したコミック誌が登場。
そして2000年以降も数多くの漫画雑誌が出版されている。