コントラスト比が2500:1相当の19インチ液晶も同時発売
ナナオ、NTSC比92%の広色域22インチワイド液晶「FlexScan S2231W-E」を発売
2007年10月25日 18時13分更新
(株)ナナオは25日、Adobe RGBカバー率とNTSC比がともに92%の広色域をサポートする、22インチワイドWSXGA+(1680×1050ドット)表示ディスプレー「FlexScan S2231W-E」を11月22日に発売すると発表した。同社直販サイト「EIZOダイレクト」での販売価格は7万9800円。
FlexScan S2231W-EはAdobe RGBカバー率とNTSC比がともに92%の広色域パネルを採用する液晶ディスプレー。コントラスト比は1500:1、輝度は250cd/m2、応答速度(黒→白→黒)は16ms。視野角は上下左右ともに178度。上下165mmの上げ下げや縦回転が可能な「EZ-UP(イージーアップ)スタンド」を採用しており、チルト角は上25度、スイーベルは左右各172度に対応する。縦回転使用も可能。VESAマウントは100mm。出力500mW×2のステレオスピーカーを搭載する。
インターフェースはDVI-I(HDCP対応)とアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統装備。USB 2.0(Hi-Speed対応)×2のHub機能も備えている。本体サイズは幅507×奥行き296.4×高さ516.5(最低時351.5)mm、重量は約12.5kg。電源は内蔵ACアダプターを利用し、消費電力は75W。
コントラスト比2500:1相当の19インチ液晶も発売
併せて同社は動画再生時の拡張コントラスト比を最大2500:1相当に高められる19インチSXGA(1280×1024ドット)表示液晶ディスプレー「FlexScan S1932-SE」を11月22日に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、EIZOダイレクトでの販売価格は6万4800円。
FlexScan S1932-SEは、同社独自のASIC(画像制御用ICチップ)搭載により動画の映像信号をリアルタイムに分析して、映像の明暗に応じて明るさ/ゲイン/ガンマなどを補正する「コントラスト拡張機能」を搭載したのが特徴。通常時のコントラスト比は1000:1。
輝度は250cd/m2、応答速度(黒→白→黒)は20ms。視野角、チルト角、スイーベル、VESAマウント、ステレオスピーカー内蔵はFlexScan S2231W-Eと同等。縦回転使用にも対応する。インターフェースはDVI-D(HDCP対応)とアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統装備する。本体サイズは幅405×奥行き277.6×高さ507(最低時347.7)mm、重量は約8.8kg。電源は内蔵ACアダプターを利用し、消費電力は45W。
