マイクロソフト(株)は22日、同社の据え置き型ゲーム機「Xbox 360」において、最大約5000円の値下げを11月1日に実施すると発表した。HDD 20GBが付属する「Xbox 360 通常版」が3万4800円に、HDDが付属しない廉価版の「Xbox 360 コア システム」が2万7800円となる。併せて、Xbox 360 通常版に同社製ソフトを2本同梱する「Xbox 360 バリューパック」も期間限定で同時発売される。
値下げされるのは、Xbox 360 通常版とXbox 360 コアシステム(ブルードラゴン プレミアムパック)。価格改定後の価格差は以下の通り。
モデル | 改定前 | 改定後 | 価格差 |
---|---|---|---|
Xbox 360 通常版 | 3万9795円 | 3万4800円 | 4995円 |
Xbox 360 コア システム | 2万9800円 | 2万7800円 | 2000円 |
今回の価格改定により、通常版とコア システムの価格差は9995円から7000円へと縮まり、通常版のお買い得度が増している。なお、同社によると現在新規に生産されているコア システムは、「ブルードラゴン 」を同梱した「ブルードラゴン プレミアムパック」のみであり、実質コア システムを買えばブルードラゴンが付いてくることになる。
「Forza 2」と「あつまれ!ピニャータ」が付属、HDMIも持つ
超お買い得パック「バリューパック」が登場!
11月1日の価格改定に合わせて、今年5月に発売されたレースゲームソフト「Forza Motorsport 2」(フォルツァ モータースポーツ2)(関連記事)と、1月に発売された箱庭シミュレーションゲームソフト「あつまれ!ピニャータ」の2本を同梱した「Xbox 360 バリューパック」を3万4800円で発売する。
バリューパックに同梱されるXbox 360は、HDD 20GBが付属する通常版となるが、背面にHDMI端子を搭載する新モデルとなるのが特徴。しかし、HDMIケーブルは付属しないので、汎用のHDMIケーブルを利用するか、アクセサリーとして同社が用意する「Xbox 360 HDMI AVケーブル」(5250円)を購入する必要がある。
なお、従来の通常版へのHDMI端子の搭載について同社広報は、「順次、HDMI搭載のものに切り替わっていくが、発売当初は混在する可能性があるので、製品パッケージの背面にある端子の記載を確認してほしい」と述べた。また、コア システムへのHDMIの搭載については、現時点では検討していないという。