ASUSTeK製の「P35」搭載マザーボードとしては定番モデルとなりそうな新製品「P5K-E」が今日から店頭に並んでいる。
「P5K-E」は、6月に登場したワイヤレスLANオンボードモデル「P5K-E/WIFI-AP」のちょうど下位に当たる製品で、そのワイヤレスLAN機能が省かれたという製品。またCPUソケット周りのヒートシンクもヒートパイプ仕様ではなくなっている(その分ヒートシンクの数は増えている)。
ワイヤレスLAN機能以外、スペック的には変化はなくSouth bridgeは「ICH9R」を採用。拡張スロットの構成がPCI Express x16×2(x16レーン+x4レーン)、PCI Express x1×2、PCI×3。オンボードインターフェイスには8chサウンド(ADI/AD1988B)やギガビットイーサネット(Marvell/88E8056)、IEEE1394(Agere/FW322)、Serial ATA II×6(RAID 0/1)、eSATA×2、IDE×1などを搭載している。
今や同社の上位モデルには欠かせない機能となっているワイヤレスLAN機能だが「使う予定はない」というユーザーも多いはず。両モデルの価格差は約3000円で、今のご時世ならバルク版のDDR2-800対応1GBメモリが1本買えてしまう。もちろんプラス3000円でワイヤレスLAN機能が付く「P5K-E/WIFI-AP」をチョイスという考え方もありだろう。有力な「P35」搭載マザーボードの選択肢が増えたという点では、素直に歓迎できるモデルの登場といえそうだ。価格および販売ショップは以下の通り。
価格 | ショップ |
---|---|
「P5K-E」 | |
¥19,480 | スリートップ2号店 |
¥19,670 | フェイスカスタム館 |
¥19,800 | アーク T-ZONE.PC DIY SHOP |