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テロリストをフルボッコ! 国内初の「テロ対策特殊装備展」開催!

2007年10月19日 21時46分更新

文● アスキー戦車部長Y

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その他の見所

このほか、興味深かった出展社について、簡単に紹介していこう。

取材中に、あさま山荘事件を指揮したことで有名な、初代内閣安全保障室長の佐々淳行氏(右)と、石原都知事(左)が来場。選挙時以外ではなかなか見ることができないツーショットだ

    東洋物産

移動型展開式赤外線センサー

三脚の上にセンサがあり、これを2本設置して、その間を通ると警戒音が鳴るという「移動型展開式赤外線センサー」。簡便に持ち運べ、設置も簡単だ

戦闘服

戦闘服の展示。防炎マスクや防音保護ヘッドセットなどを装備している

ICタグ物品管理システム

緊急出動時に必要な装備品を装着しているかを、ゲートをくぐるだけでチェックできる「ICタグ物品管理システム」。物品の出入庫、使用回数、使用履歴なども管理可能だ

高電圧スタンガン

「高電圧スタンガン」。激しい火花やスパーク音が炸裂するのはもちろん、強力なストロボライトも内蔵している

無人威力偵察車「警戒君」

人間が立ち入ることが困難な場所で力を発揮する、無人威力偵察車の「警戒君」。270度旋回するカメラを搭載している

対小銃用プレート

防弾チョッキなどに使用する対小銃用プレート。セラミックマルチインパクトタイプ(左)と、高分子ポリエチレン成形タイプ(右)

    日本海洋

潜水システム

日本海洋は、海上自衛隊、海上保安庁の潜水システムを納品している企業。写真は海自の潜水隊員の装備を再現したもの

BLIZZARD PROTECTION SYSTEMS

みの虫のような格好をしているが、これは「BLIZZARD PROTECTION SYSTEMS」という、吹雪などから体を守るものだ

    エム・エー・ジェー

ミリ波物体・人体検索システム

人体から放射されるミリ波(波長10mm~1mm/周波数30GHz~300GHz)を用いて、銃や爆薬などを発見する「ミリ波物体・人体検索システム」

ミリ波物体・人体検索システム

衣服で覆われていても検知可能。おまけに人体が自然に放射しているミリ波を活用するため、人体への悪影響は全くないとのこと

    三菱重工

レーザレーダー監視システム

悪天候下でも高解像度の画像が得られるレーザレーダー監視システム「SLC-750」。対人・対物レーダーとして重要施設の警備などに用いられているらしい

    帝国繊維

防護服

毒性の液体、揮発物、ガスや腐食性化学物質からの防護を目的に開発された、米国デュポン社製の防護服「タイケムTK」

    三菱電機

小型自立飛行ロボット

天井から吊るされていたのは「小型自立飛行ロボット」。いわゆるグローバルホークなどの軍用無人ロボットの民生版というところか。GPSその他の技術で自律飛行が可能とのこと

 以上、ミリタリーオタクの視点でのイベント紹介となったが、上記のブースを回るだけでも一時間強かかる、中身の濃いイベントだった。この手の装備が一般の人の目に触れないままで終わって欲しいような気がしたのが正直な感想だ。

(次ページへ続く)

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