ゴールドの「W55T」はスタイリッシュなオヤジ向け!?
【フォトレポート】auの2007年秋冬モデル全9機種に触ってきた!
2007年10月17日 18時30分更新
文● ヤシマノブユキ
従来プラットフォームのワンセグ3機種
秋冬モデルでは前述したハイエンド3機種のほかにも、先駆けて発表されたデザインケータイ「INFOBAR 2」(関連記事)を加えた3機種をワンセグケータイとしてラインナップする。
Woooケータイ W53H
カラーバリエーションは左から「ユーロパープル」、「ジャパンブラック」、「ノルディックホワイト」の3つ。ユーロパープルは自動車の塗装に使われる「マジョーラカラー」を採用し、見る角度によって微妙に変化する色合いが実に美しい
画面を表向きに回転させるとワンセグが起動する。なお、今回触れることのできた実機の中では、このW53Hの映像が一番キレイだったように感じた
本体を乗せるだけでワンセグを起動できる、テレビスタンド兼用の卓上ホルダーが付属するが、本体は半開きの状態でカチッと止まるようになっているので、写真のような縦置きスタイルでも卓上ホルダーなしでワンセグを視聴できる。ワンセグ搭載で14.2mmというのは、au端末としてはかなりスリムだ
W53K
カラーバリエーションは、左から「ルミナスシルバー」、「パッショネイトレッド」、「シャンパンピンク」の3つ
ワンセグのワンタッチ起動、番組表からの録画予約、外部メモリーへの録画などテレビ機能が充実しているのが特徴
「インフォメーションキー」が押しやすい位置にあり、背面の「インフォメーションエリア」で時刻などの情報をすばやく確認できる
INFOBAR 2
カラーバリエーションは、左から「SILVER」、「WARM GRAY」、「NISHIKIGOI」。ほかに「MIDORI」もある。細長いチョコバーのようなイメージは愛くるしいが、138mmという長さを気にする人も多いだろう
ワンセグのアンテナは、au初の本体内蔵タイプ。しかしながら受信感度は良く、展示会場は地下2階で窓のない空間だったが映像が乱れることはなかった(写真内のワンセグ画面にはモザイク処理が施してあります)
通話しやすさを追及したCDMA 1Xモデル2機種
ケータイの操作に慣れていないシニア向けケータイとして、骨伝導スピーカーを採用し、骨を通してクリアに聞こえる「簡単ケータイ A1407PT」と、大きめのボタンで使いやすさを向上させている「A5529T」の2機種をラインナップする。
簡単ケータイ A1407PT
頬骨などを通じて相手の声を聞き取れる「骨伝導スピーカー」を背面上部に搭載する。着信時、右側面の「メモ/ライト」ボタンを押すと本体を開かずに受話し、通話ができる
骨伝導スピーカーを使うと、周囲が騒がしくてもしっかりと会話することができる。実際、展示会場の人混みの中でもスグそばで耳打ちしているかのように相手の声がクリアに聞こえた
A5529T
主なターゲット層は40代以上の中高年。丸みを帯びた大型ドームキーを採用し、メールなどの入力もしやすい
文字を大きく表示する「でか文字」。メールを読んだり、書いたりするとき「0」キーを押せばカンタンに文字サイズを切り替えられる
漢字の読みを当てる「漢字クイズ」をプリセット。待受画面で手軽に頭の体操が楽しめる。また、機能メニューを表示したときのアニメーションがダジャレだったり(カメラがガメラになっているなど)、着メロが懐メロになっていたりと、中高年の心をくすぐる仕掛けが満載だ