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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第24回

mixi用ネコ写真はケータイで撮るべし

2007年10月17日 16時00分更新

文● 猫写真家 荻窪圭

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ケータイはmixiやブログに最適


 いつもデジカメを持ち歩いていながら、わざわざケータイで撮るのはどんなときか。それはmixiに写真付き日記を上げるときや、撮ってすぐメールで送りたいとき。やはりリアルタイム性はケータイの方が上なのだ。適材適所って感じ。

 だからわたしは、ケータイでは大きい画像サイズはまず使わない。今使っているW53CAは500万画素だが、実は500万画素モードなんて使ったことがない。それならコンパクトデジカメを使う。

 ケータイが活躍するのは320×240~640×480ドット程度の、ブログやmixiやメール送信に向いたサイズであると思ってるのだ。普段使うのは400×240ドットのWQVGAサイズか800×480ドットのWVGAサイズである。

川原にいた野良猫をワイドで撮影

多摩川の川原にいた野良猫をワイドで(2007年8月撮影撮影 カシオ計算機「W53CA」)

 これは800×480ドットのいわゆるWVGAサイズだ。高画質で撮りたかったからではなく「横位置で撮りたかった」から。ケータイで撮るとき一番注意しなければならないのは、それが「縦位置か横位置か」ってことなのだ。



「縦位置」「横位置」に注意


ケータイでよくある失敗例

「ディスプレイに表示された猫写真を見つめる別の猫」って構図を撮るために横位置で撮影したが、写真は縦向きで記録されてしまったという例。プリントしたりパソコンで見るには問題ないが、このままウェブにアップすると90度傾いたままになってしまう(2006年8月撮影 カシオ計算機「W41CA」)

 一般に、壁紙サイズより小さいと縦位置で、VGAより大きいと横位置で記録するという端末が多いが、中にはどのサイズでも縦位置という端末もある。デジカメの場合、送信するにしてもどこかに貼り付けるにしても、いったんパソコン上で縦横を変換すればいいし、自動的に縦横を判別して記録するカメラも増えてきたので問題にならないが、ケータイは撮ったまま送信するのが基本なので、そこが厄介なのだ。

 mixiやブログなどにそのままアップする際、写真は縦位置なのに端末を横に持って撮ると、「90度傾いた写真がアップされちゃう」からである。ウェブを見てるとけっこうそういう写真があっていつも気になる。

 よって、不便きわまりないけれども、自分のケータイの仕様を確認して、縦位置か横位置かを意識して、そのままアップしても正しい方向で表示されるように撮ること。この辺、なんとかならないかなぁ。だって撮影サイズによって縦横が変わるって混乱すると思いません? 

VGAサイズだから横位置で

VGAサイズだから横位置で(2004年6月撮影 カシオ計算機「A5403CA」)

WQVGAサイズだから縦位置で

WQVGAサイズだから縦位置で(2006年8月撮影 カシオ計算機「W41CA」)

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