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よろしくパソドック 第6回

【よろしくパソドック Vol.6】

ルミナス・カンデラ・LED! 美しくフィギュアを照らせ!

2007年10月15日 23時59分更新

文● 藤山 哲人

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ベルトフックを作る

 ベルトフックと電池のヌケ防止には、こんな材料を用意する。

ベルトフックに必要な部品

木工で使う金属(ユニクロ)の補強金具3枚とマジックテープ、10mm程度のネジ2本

 ここで言うマジックテープは、電線の結束用のマジックテープだ。ふわふわのテープと硬いテープに分離できるタイプじゃなく、2本のテープの片面がふわふわ、もう片面が硬い面になっていて、ヒモ代わりに使えるヤツ。DIYショップだと、だいたいロープと同じコーナーに置いてある。もしDIYショップになければ、大型電気店かパソコンショップで手に入るだろう。
 また補強金具だが、加工が大変なのでステンレス製は避けること。

1.金具を曲げフックを作る
 ベルトフックは、補強用の金具をへし折って作ってやる。万力に金具2個を加えてハンマーで、トンチンカン! これで綺麗な直角に仕上げる。

補強金具を直角に曲げる

なるべく万力に加えている金属の根元を狙ってハンマーで叩く。こうすると、実に美しい直角が出るはずだ

 万力に加えたままでは90度以上曲がらないので、今度はペンチやプライヤでグイ!とひと曲げ。もう一度万力に加えて、ベルトの厚み程度にU字型に仕上げよう。

ユニクロはペンチなどでも簡単に曲げられる。あとはもう一度万力に加えて曲げるだけ

2.フックとマジックテープを電池ボックスに取り付ける
 バッテリケースの裏に、マジックテープの結束バンド、横に曲げていない補強金具を渡してフック用に金具をセットして、これらをまとめてネジ止めする。

だんだんパッテリパックらしくなってきた

電池ボックスを裏にして、そこにマジックテープを載せる。さらに曲げていない金具を横に渡し、フック用の金具を合わせる。これでネジ止めすれば、フックもマジックテープも一気に固定できるわけだ

 ただ曲げたフックの隙間にナットを通すのは大変だ。次の写真のように、あらかじめセロテープなどでナットを仮止めしてからさ行するといいだろう。

ネジ止めのやりかた

セロテープでナットを仮止めして、電池ボックス側からネジを入れる

一応完成β版!ちょっとテストしてみよう

 バッテリパックと照明モジュールを接続するとこんな感じだ。

バッテリパックと照明モジュール

おー!なんかソレっぽくなってきた!

ベルトフックの具合

バッテリパックを横から見たところ。ベルとフックはこんな感じになる

 すべてのLEDが点灯しない場合は、コネクタの配線ミスを疑ってみよう。点灯しないLEDがいくつかある場合は、LEDの向きをもう一度チェックする。
 LEDの中に見える金属部分で、細いフィラメント上の線が見える方がプラスに接続され、お皿状になっている金属がマイナスになっていればOKだ。

LEDの極性が分からないときの見分け方

足を切って極が分からなくなった場合は、こうして見分ける。左側から極細の線が出てきて、右の端子のサラ上の金属につながっているのが見えるだろう。左側がプラスで、お皿上の右側がマイナスとなる

 LED16発なので、消費電流もかなり多い。ざっと計算してみると、アルカリ乾電池を使った場合、連続点灯時間は20時間を切る程度。ただそんなに連続して使うこともないだろうし、実用の範囲内!ということにしておこう(笑)。

(次ページへ続く)

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