撮影してみよう!
まずは極悪な条件での撮影。部屋を真っ暗にして撮ってみた。
ちなみにこのフィギュアは、コレクションフィギュアなのでちょっと小さめ。照射範囲が若干狭く見えるかもしれないが、カメラ位置を引けばそのぶん照射範囲も広がる。
30cm以上の奥行きがあると、かなり光量が少なくなって暗くなるが、フィギュア撮影にはじゅうぶんに使える光量だ。
またストロボと違って撮影してみるまで、どこがテカってしまうか分からないというリスクは、この照明にはない。見たままの絵を切り取れるのが最大の特徴だ。つまりパッケージの中を撮影するのに都合がいいのである! これフィギュア記事にとっては、結構生命線だったりする(笑)。
とくに内蔵ストロボの場合、被写体が近すぎてストロボが当たらないという問題を解消!
またストロボ光だと、強い影が落ちてしまうので、フィギュアだと髪の毛に隠れる肩や、背中の羽類が真っ黒になったりするが、LED照明の場合うまく回りこむ。
そしてローアングルでパンチラを撮影するときの、スポットライトとして活躍! お店は照明がかなり明るいので、ローアングルにすると天井の蛍光灯が逆光になって露出も惑わされがち。LED照明の補助灯をつければ、かなりイイ感じに光がまわるのだ!
難点はストロボ光に比べると、光が弱々な点。感度をISO100にしてフィギュアから1mも離れるとかなり暗くなり、シャッタースピードも落ちてしまう。こんなときはISO感度を400ぐらいまであげてほしい。ただフィギュアから1mもはなれて撮影するなんてのは、相当にでかいフィギュア。1/6スケール程度ならじゅうぶんに対応可能である。
また次の写真のように、光に偏りが出てしまう場合は、LEDの向きを調整してムラなく広がるように調整してほしい。
このLED照明を作って撮影しようと思っている読者に、お伝えせねばなるまい!
ご利用上の注意! 必ずお読みください!である。
フィギュアのパンツがきれいに撮影できるのはイイのだが、はたから見ると異様な雰囲気をかもし出すので注意していただきたいっ!
フィギュアをローアングルで撮影していること事態、かなりヤバイ人に見えるのだが、装備がこれだとヤバさ100倍であるっ!
またチープなバッテリパックもかなり人目を引くので注意すること!
最後に今一度、この写真を見て作るのか否か? はたまた使うのか否かを決めて欲しい(笑)。
次回予告 「眩しい彼は王子様!? 恋のアクセスランプは100W!」
パソドックの裏テーマは“バカっぽいけど実用品を作ろう”っていうテーマがあるって知っていた? ネタじゃなくて、本当にだよ! 次回はHDDやネットワークのアクセスLEDを100W電球化する装置作る! それがどう実用的であるか? については、聞かないで欲しい。では、次回!
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