Blu-rayディスクに読み書き自由自在! 大容量データも楽々保存
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【SPEC】 開発/販売元●(株)アイ・オー・データ機器 価格●6万9000円 http://www.iodata.jp/ 対応システム●OS X 10.2.8以上 対応メディア●BD-R/RE、HD DVD-R(書き込み非対応)、DVD+R/-R/+RW/-RW/-RAM、CD-R/RW インターフェース●USB 2.0、eSATA(Mac非対応)サイズ●幅170×奥行き270×高さ50 mm 重さ●約1.6kg |
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【COMMENT】
Mac用の次世代DVD再生ソフトがないので、用途がデータ保存に限られてしまうのが残念。市場にソフトが出回れば、状況は一変するだろう。
次世代DVDの二極化によりサードパーティー製品が足踏みしている中、(株)アイ・オー・データ機器から注目の製品が発売された。「BRD-UXH6」は、Blu-rayディスク(BD)/DVD/CDへの読み書きに加え、HD DVDの読み出しにも対応した外付けの光学式ドライブだ。
本機最大のウリは、ソフトを使わずBDを読み書きできる「SimpleDisk」モード。ハード側の設定方法は簡単で、本体背面にあるスイッチを切り替えるだけでOK。
あとは、BDメディアをセットして「ディスクユーティリティ」の「消去」パネルから、「Mac OS拡張(ジャーナリング)」フォーマットで初期化すればいい。
「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダーにある「ディスクユーティリティ」の「消去」パネルから、Blu-rayディスクを初期化できる(左)。これで、Blu-rayディスクがFinderにマウントされて読み書き可能になる(右)
これで、デスクトップにマウントされるBDのアイコンに、ファイルをドラッグ&ドロップで直接書き込める。BD-REなら、書き込んだファイルを消去することも可能だ。書き込み速度はBD-Rで最大6倍、BD-REは1層/2層式とも2倍速。ただし、ここで作成したBDはWindowsでは読み書きできない。なお、読み出しのみ対応のHD DVDは最大3倍速だ。
両次世代DVDをMacで扱えるのは評価できる。しかし、Mac用の次世代DVDプレーヤーが存在しないためBD/HD DVDビデオは再生できない。どうしても見たいなら、Boot CampでWindowsを起動して、付属のプレーヤー「WinDVD」を使う必要がある。
現状で得られるメリットは、ソフトを使わずBDを読み書きできることだけ。次期OSであるLeopardのメディア対応状況も気になるところだが、よく検討してから購入しよう。
(次ページに続く)
