メニュー画面はPS3でおなじみの「クロスメディアバー」
メニュー画面インターフェースは「プレイステーション 3」や「プレイステーション・ポータブル」と同じ「クロスメディアバー」を採用する。クロスメディアバーはリモコンの「ホーム」ボタンを押すことで表示される。
クロスメディアバーは文字通り縦と横に展開する十字型のメニューだ。「地デジ」や「フォト」「ミュージック」など、カテゴリごとに横に並んだアイコンを左右キーで選ぶと、各カテゴリでできることを示したアイコンが縦に展開する。これを上下キーで選んで「決定」ボタンを押すことで、各機能を利用できる。
クロスメディアバーの使い勝手がわかっている人ならもちろんすんなり使えるが、初めてでも直感的に操作でき、かつ各アイコンの下にはひとこと説明が表示されるので、難しくはないだろう。
文字入力不要の検索機能「気になる~」
なにより便利なのは、番組情報の表示画面で「オプション」ボタンを押すことで表示される「気になる人名」「気になるワード」だ。これは番組情報の中からいくつかのキーワード、または人名を抽出し、一覧表示するもの。この中からキーワード/人名を選択すると、番組表の中から関連する番組、もしくは人名の人が出演する番組を検索し、一覧表示してくれる。
50音順に並んでいる人名を選択することで、該当する番組を録画してくれる機能を搭載するHDDレコーダーもあるが、それはあらかじめ「この人のほかの出演番組をチェックしたい」という明確な意思がないと利用しにくい機能である。一方、「気になる~」は番組表をチェックしていて、「あっ、この人(もしくはこの名前)気になる!」と思いついた時点で、番組をいち早く検索できる。とても気軽に利用できるのがうれしい。