このページの本文へ

見た目はシンプル、でも新機能満載

【フォトレビュー】思わず欲しくなるBlu-rayレコーダーの使い勝手は? ソニー「BDZ-L70」

2007年10月11日 18時00分更新

文● 編集部 橋本 優

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

メニュー画面はPS3でおなじみの「クロスメディアバー」


十字型メニューの「クロスメディアバー」

 メニュー画面インターフェースは「プレイステーション 3」や「プレイステーション・ポータブル」と同じ「クロスメディアバー」を採用する。クロスメディアバーはリモコンの「ホーム」ボタンを押すことで表示される。

 クロスメディアバーは文字通り縦と横に展開する十字型のメニューだ。「地デジ」や「フォト」「ミュージック」など、カテゴリごとに横に並んだアイコンを左右キーで選ぶと、各カテゴリでできることを示したアイコンが縦に展開する。これを上下キーで選んで「決定」ボタンを押すことで、各機能を利用できる。

 クロスメディアバーの使い勝手がわかっている人ならもちろんすんなり使えるが、初めてでも直感的に操作でき、かつ各アイコンの下にはひとこと説明が表示されるので、難しくはないだろう。

電子番組表(EPG)は3段階で表示サイズを変えることができる

電子番組表(EPG)は3段階で表示サイズを変えることができる

文字入力不要の検索機能「気になる~」


 なにより便利なのは、番組情報の表示画面で「オプション」ボタンを押すことで表示される「気になる人名」「気になるワード」だ。これは番組情報の中からいくつかのキーワード、または人名を抽出し、一覧表示するもの。この中からキーワード/人名を選択すると、番組表の中から関連する番組、もしくは人名の人が出演する番組を検索し、一覧表示してくれる。

番組表示時にリモコンの「オプション」ボタンを押すことで、画面右側からオプションメニューが“にゅっ”と出てくる

番組表示時にリモコンの「オプション」ボタンを押すことで、画面右側からオプションメニューが“にゅっ”と出てくる

「気になるワード」を選択すると、番組情報からキーワードを抜き出して一覧表示してくれる

「気になるワード」を選択すると、番組情報からキーワードを抜き出して一覧表示してくれる

キーワードを選択すると、それに関連する番組が一覧表示される

キーワードを選択すると、それに関連する番組が一覧表示される

 50音順に並んでいる人名を選択することで、該当する番組を録画してくれる機能を搭載するHDDレコーダーもあるが、それはあらかじめ「この人のほかの出演番組をチェックしたい」という明確な意思がないと利用しにくい機能である。一方、「気になる~」は番組表をチェックしていて、「あっ、この人(もしくはこの名前)気になる!」と思いついた時点で、番組をいち早く検索できる。とても気軽に利用できるのがうれしい。

カテゴリートップへ

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中