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業務用オーディオインターフェースやレコーダー、モニタースピーカー

ティアック、「TASCAM」ブランドのプロ向け製品3ラインアップを発表

2007年10月08日 16時06分更新

文● MacPeople編集部

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ティアック(株)は5日、「TASCAM」ブランドのUSB 2.0オーディオMIDIインターフェース「US-1641」、業務用ステレオオーディオレコーダー「HD-R1」、モニタースピーカー「VL-A series」を発表した。価格はすべてオープンプライス。

1Uサイズの「US-1641」は、24ビット/96KHzで16チャンネル同時入力/4チャンネル同時出力が可能なオーディオMIDIインターフェース。1〜8チャンネルには同社のプロ用デジタルミキサーと同等のマイクプリアンプを搭載(1〜4/5〜8チャンネルごとにファントム電源対応)。9〜10チャンネルにはギターを直接接続できるライン入力を2系統、11〜14チャンネルには4系統ライン入力(リアパネル)を備え、合計14チャンネルのアナログ信号を同時に処理できる。さらに、1系統のステレオデジタル入力を使用すれば、合計16チャンネルの同時入力が可能だ。

US-1641

すでに発売中の「US-1641」。実売価格は3万9800円だ。「Steinberg Cubase LE 4」やソフトウェア音源「TASCAM Continuous Velocity Piano」が付属しており、対応システムは、Mac OS X 10.4以上またはWindows XP/Vista(32ビット版)


記録メディアにコンパクトフラッシュ(CF)カードを採用した1Uサイズのオーディオレコーダー「HD-R1」。24ビット/96KHzの録音に対応しており、記録フォーマットはBWF/MP3形式。入出力にはXLR(ファントム電源対応)/RCA/ユーロブロックコネクター(アナログ)/COAXIAL(デジタル)の各端子を搭載。パラレル/シリアル接続だけでなく、Ether接続による外部制御にも対応する。

HD-R1

「HD-R1」はUSB端子を備えており、USBフラッシュメモリーやUSBキーボードによるテキスト入力も可能。発売日および実売価格は未定だ


スタジオ用のモニタースピーカー「VL-A series」は、低/高周波用に別々のパワーアンプを採用したバイアンプタイプ。出力35Wで4インチウーファーを搭載した「VL-A4」、出力90Wで5.25インチウーファーの「VL-A5」、出力140Wで8インチウーファーの「VL-A8」──という3モデルをラインアップ。また、8インチのサブウーファーユニットを搭載した50W出力の「LF-S8」も同時に発表されている。

VL-A5 + LF-S8

90W出力の「VL-A5」(写真左および中央)と、50W出力の「LF-S8」(写真右)。発売日および実売価格は未定だ


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