週末見るコンテンツはコレ★ 第10回
【週末見るコンテンツはコレ★】
「アマゾネス」に「さそり」――大人になった今だから、思い出ポロリポロリの映画をもう1度!
2007年10月05日 23時31分更新
第10回は、“大”美女軍団のたたかいを描いた「アマゾネス」、和製女囚映画の金字塔「女囚701号 さそり」、そして近年になって再評価されている市川 崑監督の「黒い十人の女」と、ちょっとなつかしく、パンチのきいた3作品を紹介する。
もちろん「ポロリもあるよ」
巨乳美女たちの壮絶エロティック・スペクタクル!!
「アマゾネス」
<ニューテレシネ/ヘア解禁版>
DVD
価格 3990円
発売日 10月5日(発売中)
http://www.gaga.ne.jp/
販売元 ギャガ・コミュニケーションズ
ご存じ007シリーズのなかでも最高傑作との呼び声も高い「007/ロシアより愛を込めて」の監督テレンス・ヤングによる異色作。
ちょいワル親父の先駆けショーン・コネリーにダンディズムの神髄を叩き込んだ英国紳士のダークサイドがいかんなく発揮された奇跡の作品「アマゾネス」が、嬉しい「ヘア解禁版」で登場だ!
身の丈180cmの美女軍団がくんずほぐれつ、年に1度のギリシア軍との種付けのためキャットファイトを繰り広げる。見どころはもちろんポロリ……だと思っていたのだが、さすがはテレンス・ヤング、ただのエロ映画では終わらせていない。閉ざされた世界と外界とのあつれきによる人間ドラマを、007で培った痛快活劇の手腕でねじふせつつ、丁度よいエロ加減で味付けしたアクション史劇の傑作なのだ!
「アマゾネス」という単語を聞くだけで、何やらやましい気持ちになってしまうのは、少年時代に親の目を気にしつつ見ていたTV放送版の悪しき影響。おっぱいさえ出てればご機嫌だったあの頃とは、器も環境も違う。ポロリはあくまでおかず(そういう意味じゃなくて)に、大人の男女のウィットに富む会話や、逃れられない宿命に苦悩するアマゾネスたちの姿を主食にして楽しむのが大人ってもの。
アンダー15だのミニモニだの、小さいほうがイイ的な風潮が支配しつつある今だからこそ魂に焼き付けておきたい大女たちの美しさ。
場末のスナックで「何でママの娘のカラオケ代まで俺が払わなきゃいけないんだ?」と思いつつも、そんな状況をよしとする器のデカイ大人にオススメ。
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