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万世橋から大宮へ、鉄道博物館オープン直前レポート

2007年10月04日 23時59分更新

文● 伊藤 真広

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体験コーナーが充実ラーニングゾーン&パークゾーン

 ヒストリーゾーンとは対照的なラーニングゾーンは体験コーナーが豊富で、鉄道好きならここだけでも1日時間がつぶせてしまうといっても過言ではない充実したラインナップとなっている。
 交通博物館などでもお馴染みのトレインシミュレーターは3台以上が稼動している。それらのシミュレーターの中でも目玉となるのが、日本初のSLシミュレーターだ。予約制で1回500円と興味のない人は高いと感じるかもしれない値段だが、現在の列車と違って複雑な操作を必要とするSLの運転を体験できる貴重な機会になっている。しかも走行中は揺れも再現されているので、臨場感たっぷり。
 このほか駅構内ラボの発券システムシミュレートや車両工場ラボで車両整備を体験できる。屋外のミニ運転列車(有料200円)コーナーでは、実際の列車とほぼ変わらない操作方法で、実際に軌道内を運転するミニ列車に乗ることが出来る。

だれもが一度は運転して見たいと思う電車。そんな夢を疑似体験できるシミュレータの数々を体験できる。なおSLのシミュレーターのみ予約制で1回の体験が500円と有料なのだが、実車そのものの操作環境を体験できる貴重なシミュレーターなので、是非体験してもらいたい。内覧会では、SLシミュレーターはスタッフによるデモンストレーションのみとなっていたので、筆者もオープンしたら個人的にプレイしに行くつもりだ

電車のシミュレータ

蒸気機関車のシミュレータ

1Fラーニングホールの車両工場ラボ。車両整備工場のミニチュア版で列車の台車を実際に吊り上げて移動させるといった体験ができる

発券システムコーナーでは、お客さん役と駅員役に別れて、本物と同じ装置を使って、旅券のサンプルが発行することができる。ちなみに、この発券システムで発行された旅券は、係りの人に無効処理をしてもらうことで、記念品としてもらるとのことだ

発券システムコーナーで発券してもらった旅券を使って駅構内に入ると、京浜東北線(たぶん103系)を使って、ドアの開閉を体験でき、小さな頃の夢がまた1つ実現!!

ドアの開閉を体験!

デザインラボでは、パソコンを使って列車のデザインできる。流石に大人向きのものではないため、萌えイラストを書き込むといったことはできません、あしからず

パークゾーンの目玉は、ミニ運転列車。なにが凄いって、速度も遅いし全然小さいけど、実車とほぼ同じシステムのミニ列車を自分の手で動かせてしまうのだ。しかも、軌道内に設置されている駅を通過するも停車するもオーバーランするのも自由自在。ちょっと小さいので大きなお友達は、腰を痛める可能性もあるが、オススメのアトラクションだ(予約制、有料200円)

ミニ電車を実際に運転!

(次ページへ続く)

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