キーボードレイアウトの変更からSSD化まで
LOOX U最強カスタマイズ大全 (2/6)
2007年10月22日 11時31分更新
文● 宮里圭介、イラスト●古川誠之
キーレイアウトを自分好みにカスタマイズしよう!
クセのあるレイアウトをフリーソフトで変更する
タッチタイプ可能なキーサイズを確保するため、LOOX Uのキーボードはキー数が極端に少なくなっている。省かれたキーはFn(ファンクション)キーとの組み合わせで入力できるが、快適に打つには若干の慣れを必要とする。
LOOX Uの標準キーレイアウト
アルファベットと記号の入力が快適になるよう配置されており、カーソルキーなどはそのままでは入力できない。
Fn(ファンクション)キー押下時
F1~F12までのファンクションや、カーソルといったキーが使える。日本語でよく利用する“ー”(長音)もこちらだ。
そこでオススメなのが、キーレイアウトを自分で変えてしまう方法だ。キー数は変わらないとはいえ、よく利用するカーソルキーなどを単独で入力できるようにするだけで驚くほど快適になる。不満に感じる部分を少しずつ変更し、自分好みのレイアウトに仕上げよう。
レイアウト変更手順
【管理者として実行】ダウンロードした“keySwap.exe”を右クリックし、“管理者として実行”を選択。
【キーの登録と終了】変更するキーと、割り当てるキーコードを右の一覧から選択。“終了”ボタンを押して設定を登録しよう。
【メモ帳で確認】再起動後、レイアウトが変更されているかを確認。メモ帳で試し打ちするとわかりやすい。
おすすめキースワップ設定例
1 移動しやすいようカーソルキーを優先
通常の押下と、Fnキーを組み合わせた押下とを入れ替えた例。入れ替えの逆方向設定も忘れずに。メールを書く場合などのキー入力で、カーソルキーを優先的に使いたい場合にオススメ。
2 日本語入力時に使う長音・句点を優先
「ー」や「。」を単独キーで入力できるようにした例。1の設定を行なっていない場合、句点の指定は「+」→「>」(Fnが不要)となる。日本語入力の機会が多い人にオススメ。
3 変換キーをTabに置き換える
Tabキーを単独に変更する例。ソフト切り替えの“Alt”+“Tab”が使いやすくなる。普段使うことの少ない変換キーに割り当てている。
※キースワップは、カッコ内の設定も同時に行なわないと元のキーが入力できなくなるのでご注意ください。
外付けキーボードをつなぐ場合の注意点
レイアウト変更はすべてのキーボードに適用されるため、外付けキーボードを使うとメチャクチャな配列になってしまう。こんなときは『KeySwap』でレイアウトを削除し、再起動しよう。なお、変更したレイアウトは保存しておけるので、再度レイアウトを変更したいときも簡単に戻せる。
【複数のレイアウトを保存可能】「設定の削除ができるので、元に戻すのが簡単。レイアウトをファイルに保存しておけば、再設定もラクだ。
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