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電子ペーパー端末には「iLiad」を採用

アッカ・ネットワークスら、無線通信を利用した電子ペーパーの実証実験を開始

2007年10月01日 20時42分更新

文● 編集部 太田 渉

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 (株)アッカ・ネットワークスは1日、(株)神奈川新聞社とイースト(株)と共同で、無線ブロードバンド環境での電子ペーパーの利用検証を目的とした実証実験を同日付けで開始したと発表した。神奈川県横浜市の日本大通り周辺で今月5日まで実施する。

iLiad

iLiad

 アッカ・ネットワークスでは、モバイルWiMAXによる2.5GHz広帯域移動無線アクセスシステム(BWA)の実証実験を2006年12月から横浜・みなとみらいエリアにて実施している。今回の実証実験は、電子ペーパー端末を実証実験として検証することで実サービスの可能性事業性の検証を行なうもの。

 利用される電子ペーパー端末は、8.1インチ(1024×768ドット表示)の無線LANに対応したオランダiRex社製の電子ペーパー端末「iLiad」(イリアッド)。画面サイズが幅155×奥行き16×高さ217mm、重量が390g。ビル屋上にWiMAXのアンテナを設置し、日本大通り周辺のカフェ店舗内などに専用モデムを設置してiLiadにニュースコンテンツの配信を行なう。

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