(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモとNTTドコモグループ8社は1日、パソコンに接続して利用するHSDPA対応データ通信専用端末2機種を開発したと発表した。ExpressCard型の「FOMA OP2502 HIGH-SPEED」と、CFカード型の「FOMA N2502 HIGH-SPEED」の2機種をラインナップする。発売は今年第4四半期の予定。
FOMA OP2502 HIGH-SPEEDは、同社が9月に発表したパケット通信定額プラン「定額データプランHIGH-SPEED」(関連記事)に対応し、下り最大3.6Mbps、上り最大384kbpsの高速通信が行なえる。国際ローミングサービス「WORLD WING」(ワールドウイング)にも対応するが、上り下りともに64kbpsの「定額データプラン64K」(関連記事)には対応していない。
FOMA OP2502 HIGH-SPEEDはExpressCard/34スロットを持つパソコンで利用できる。本体サイズは幅34×高さ121×厚さ13mm、重量は約30g。対応OSはWindows Vista/XP Professional/XP Home Edition/2000、Mac OS X 10.4.7~10.4.10。ノートパソコンに装着すると自動的にドライバーがインストールされる「ゼロインストール」に対応する。
FOMA N2502 HIGH-SPEEDは、定額データプランHIGH-SPEEDと定額データプラン64Kの双方に対応するのが特徴。WORLD WINGには対応していない。
同製品はCFカードスロット(TypeII)に対応。本体サイズは幅43×高さ65×厚さ9mm、重量は約24g。対応OSはWindows Vista/XP Professional/XP Home Edition/2000、Windows CE.NET 4.1、Windows Mobile 5.0/6/0。
なお、両製品ともにPCカードアダプターが付属し、PCカードスロットを搭載したパソコンでも利用できる。
