(株)ネロは26日、統合マルチメディアソフト「Nero 8」を発表した。11月9日にダウンロード版を、11月23日にパッケージ版を発売する。価格はダウンロード版が1万490円(アップグレード版は8392円)、パッケージ版が1万3500円(アップグレード版は9800円)。
Nero 8は、CD/DVDの再生、ライティング、動画編集、オーサリング、動画変換、バックアップなど20種類以上のソフトを1パッケージ化した統合マルチメディアソフトパッケージ。Blu-rayディスクやHD DVDといった次世代DVDにも対応しているが、HD DVDの再生/オーサリング、および市販のBlu-rayディスクの再生には別途有料のプラグインが必要(価格は3500円前後を予定)。なお、市販のBlu-rayディスクの再生にはプラグインだけでなく、年内に予定されているソフトウェアアップデートが必要という。
新機能としては、YouTubeやMySpaceの動画をワンクリックでダウンロードしたり、作成した動画をアップロードする機能が追加された。また新たに、傷ついたディスクや書き込み中に問題が発生したディスクから読み出し可能なだけデータを取り出すレスキューソフト「Nero RescueAgent」が追加された。
対応OSはWindows Vista/XP SP2/200(SP4以上)、Windows XP x64 Edition、Windows Vista x64 Edition。ただし、OSによっては一部ソフトは非対応となる。