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キーボード全面防滴など「タフさ」がアップ!

松下、Let'snoteの冬モデルを発表──フルモデルチェンジした「T7」と「W7」

2007年09月27日 15時22分更新

文● 編集部 広田稔

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 松下電器産業(株)は27日、ノート型パソコン「Let'snote」シリーズの2007年冬モデルを4製品発表した。ラインアップと実売価格、発売日は以下のとおり(価格はオープン)。

Let'snote R7

Let'snote R7

Let'snote T7

Let'snote T7

Let'snote W7

Let'snote W7

Let'snote Y7

Let'snote Y7

機種名 概要 予想販売価格 発売日
Let'snote R7 10.4インチ液晶ディスプレー
1スピンドル
20万5000円前後 10月19日
Let'snote T7 12.1インチ液晶ディスプレー
1スピンドル
22万円前後 10月19日
Let'snote W7 12.1インチ液晶ディスプレー
DVDスーパーマルチドライブ内蔵
25万円前後 11月16日
Let'snote Y7 14.1インチ液晶ディスプレー
DVDスーパーマルチドライブ内蔵
27万円前後 10月19日


全モデルが「Centrino Duo」対応に


 4製品のうち、T/Wシリーズという12.1インチ液晶ディスプレー搭載機がフルモデルチェンジされ、新デザインの筐体を採用した。

 例えば、パームレスト表面が波形から平坦な形に変更されたうえ、ラッチ(液晶ディスプレーを開け閉めする際にはめる掛けがね)がなくなっている。また、USB端子が2つから3つに増え、別売のミニポートリプリケーターをつなぐ専用端子も用意された。

 同時に、全面防滴が施されたキーボードや、動作時における76cmからの落下耐性といった新要素も追加されている。

 また、4製品すべてがインテルのノートパソコン向けプラットフォーム「Centrino Duo」に対応したのも特徴だ。Centrino Duoは、以前「Santa Rosa」という開発コードネームで呼ばれていたもので、従来モデルでは「Y7」のみが採用していた(関連記事)。なお、Centrino Duo対応に伴い、4シリーズすべてに冷却ファンが搭載されることとなった。

 そのほか、主な強化点と各モデルのスペックは以下のとおり。

  • オンボードメモリーの容量を512MBから1GBに増量(最大2GB)
  • W/T/Rシリーズが、10/100/1000BASE-Tに対応
  • OSに「Windows Vista Business 正規版」を採用。Windows XPへのダウングレード権を用意


Let'snote R7
CPU:超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)|メモリー:DDR2-533 1GB(最大2GB)|グラフィックス: Intel GM965 Express チップセット内蔵|ディスプレー:10.4インチ 1024×768ドット|HDD:80GB|光学ドライブ:なし|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g
サイズ:幅約229×奥行き187×高さ42.5(最薄部29.4)mm|重量:約940g|バッテリー駆動時間:約7.5時間|OS: Windows Vista Business

予想実売価格:20万5000円前後

Let'snote T7
CPU:超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)|メモリー:DDR2-533 1GB(最大2GB)|グラフィックス: Intel GM965 Express チップセット内蔵|ディスプレー:12.1インチ 1024×768ドット|HDD:80GB|光学ドライブ:なし|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g
サイズ:幅約268×奥行き210.4×高さ44.3(最薄部24.9)mm|重量:約1179g|バッテリー駆動時間:約10時間|OS: Windows Vista Business

予想実売価格:22万円前後

Let'snote W7
CPU:超低電圧版Core 2 Duo U7500(1.06GHz)|メモリー:DDR2-533 1GB(最大2GB)|グラフィックス: Intel GM965 Express チップセット内蔵|ディスプレー:12.1インチ 1024×768ドット|HDD:80GB|光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g
サイズ:幅約268×奥行き210.4×高さ44.3(最薄部24.9)mm|重量:約1249g|バッテリー駆動時間:約10時間|OS: Windows Vista Business

予想実売価格:25万円前後

Let'snote Y7
CPU:低電圧版Core 2 Duo L7500(1.6GHz)|メモリー:DDR2-533 1GB(最大2GB)|グラフィックス: Intel GM965 Express チップセット内蔵|ディスプレー:14.1インチ 1400×1050ドット|HDD:80GB|光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ|無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g
サイズ:幅約309.6×奥行き245.5×高さ44.5(最薄部28)mm|重量:約1510g|バッテリー駆動時間:約8時間|OS: Windows Vista Business

予想実売価格:27万円前後


オリジナル天板にも新色が登場


 松下ネットーワークマーケティングが運営するモバイルパソコンの直販サイト「マイレッツ倶楽部」では、Let'snote購入時にCPUやメモリー、HDD、天板色などのカスタマイズが可能だ。

 例えばCPUの場合、R/T/Wシリーズでは「超低電圧版 Core 2 Duo U7600(1.20GHz)」が、Yシリーズの場合は「低電圧版 Core 2 Duo L7700(1.80GHz)」が選べる。HDDでは、160GBモデルを用意。そのほか、Windows XPのプレインストールや、ネームプレートの有無も指定できる。

 オリジナルカラー天板では、フルモデルチェンジに伴い、R/T/Wシリーズの天板色が共通化された。R/T/Wシリーズでは、「ブラウンアンバー」と「グリーンジェイド」の新色が追加され、合計11色から選択可能だ。Yシリーズは、従来と同じ7色となっている。

 そのほか、R7のみ筐体全部がブラックで塗られた「Let'snote R7 プレミアムエディション」もマイレッツ倶楽部限定で販売する予定だ(関連記事)。


初出時、各モデルの重量の単位が誤っておりました。訂正してお詫び申し上げます。(2007年9月27日)


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