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デル、200万画素ウェブカメラ内蔵の20インチワイド液晶「SP2008WFP」を発売

2007年09月20日 15時27分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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 デル(株)は20日、同社初となるウェブカメラ内蔵液晶ディスプレーとして、200万画素のウェブカメラ機能を本体上部に内蔵した20インチワイドWSXGA+(1680×1050ドット)表示液晶ディスプレー「SP2008WFP」を本日発売したと発表した。価格は5万3900円。

20インチワイド液晶ディスプレーSP2008WFP

200万画素ウェブカメラとマイク内蔵の20インチワイド液晶ディスプレー「SP2008WFP」

 SP2008WFPは、本体上部にウェブカメラ(CMOSセンサー)とデュアルマイクを内蔵し、使用者本人や室内などを動画や静止画で撮影したり、ビデオチャットが行なえる20インチワイド液晶ディスプレー。

 ウェブカメラ用ユーティリティーソフト「Dell WebCam Software」を同梱しており、最大1600×1200ドットで毎秒10フレーム、VGAサイズでは毎秒30フレームの動画撮影や、アバター(チャットなどで自分の分身となるキャラクター)の作成、動きの入力などが行なえる。また、カメラの前での動きを検知して自動的に録画を開始し、電子メールに添付して通知する“リモートモニタリング”“モーションディテクション”機能も備える。これにより、ペットの様子を外出先で確認したり、防犯ツールとしてパソコンを活用することもできるという。

 液晶ディスプレーとしてのスペックは、入力端子がDVI-D(HDCP対応)とアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)を各1系統備え、表示色数が約1677万色、ピクセルピッチは0.258mm。応答速度はGray to Grayで2ms(White→Black→Whiteは5ms)、輝度は300cd/m2。コントラスト比は2000:1で、周囲の明るさに応じて映像の明暗を自動的に調整する“ダイナミックコントラスト”対応。視野角は上下左右ともに160度。

 ウェブカメラの撮影可能な視野角度は66.5±5度で、角度の調整などは行なえない。本体にはUSB 2.0(Hi-Speed対応)×4のハブ機能を備える。電源は内蔵ACアダプターを採用し、消費電力は最小38W、最大72W(スタンバイ時2W以下)。アームスタンドはVESA100mmに対応する。

 本体サイズと重量は、幅473.1×奥行き147.4×高さ390.9mm/5.2kg。

スペックの詳細などが判明したので、追記しました。(2007年9月21日)


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