明日20日(木)からThermalright製の冷却パーツがいくつか発売される。CPUクーラー「Ultima-90I」とメモリ用クーラー「HR-07 Duo」2モデル、MOS-FET用クーラー「HR-09U/S TYPE2」2モデルの計5モデルだ。
CPUクーラー「Ultima-90I」は5月に発売された「Ultra-120 eXtreme」の小型モデル。本体サイズは115(W)×55(D)×139(H)mm、重量460gとなったが、使用しているヒートパイプは「Ultra-120 eXtreme」と同じ6本。装着可能なファンも90mm/92mmもしくは120mm角(25mm厚、リブ無し/有り両対応)のサイドフロータイプと変化はない。対応CPUは、LGA775/Socket AM2。価格は約5980円となる予定。
メモリ用クーラー「HR-07 Duo」は高さの高い85.28mmの「HR-07 Duo TYPE-H」と低い56.28mmの「HR-07 Duo TYPE-L」の2モデルがラインナップ。メモリ4本に使用する場合は、高さが互い違いになるように「TYPE-H」と「TYPE-L」を1セットずつ用意する必要がある。
対応メモリはSDRAM、DDR/DDR2/DDR3メモリでシングル/ダブルサイドメモリ両対応。日本販売モデルには熱伝導シートが2枚多い6枚付属。ちなみに従来モデル「HR-07」とは違い、補助冷却ファンの搭載には対応しない。価格は約4480円となる予定。
CPUソケット周辺MOS-FET「VR」用ヒートパイプクーラー「HR-09 TYPE2」は、こちらも標準タイプの「HR-09U TYPE2」と階段状になっている「HR-09S TYPE2」の2モデルがラインナップ。従来モデルよりフィンサイズ、枚数の増量で冷却性能を向上させたという。その他、固定方法がプッシュピン方式のため、MOS-FET部にプッシュピン固定用の穴が存在するマザーボードのみに対応する点は同じ。対応マザーボードについてはThermalrightのウェブサイトを参照していただきたい。価格は約2480円となる予定。
以上、紹介した5製品は明日20日(木)から、アークや高速電脳、スリートップ2号店、ツクモパソコン本店II、T-ZONE.PC DIY SHOPなどで販売される。