アップルジャパン(株)は12日、音楽制作ソフトの「Logic Express 8」を発売した。上位版となるLogic Proと同じインターフェースを採用し、初心者からプロまでが使える製品に仕上がっている。価格は2万3800円(Apple Storeで見る)。対応システムは、Mac OS X 10.4.9以上。対応マシンは、1.25GHz以上のPowerPC G4を搭載したMacまたはIntel Mac。
主な新機能は、主要操作を1ウィンドウで作業できる新インターフェース、マルチテイク管理、クイックスワイプ合成、スナップ-トランジエント、グラフィカルタイムストレッチ、サンプルアキュレート編集など。そのほか、新しいインストゥルメントとしてUltrabeat/ES2シンセサイザー/EXS24サンプラー、新しいエフェクトとして11種類のアンプモデル/15種類のスピーカーキャビネット/Guitar Amp Pro——が付属する。
上位版のLogic Pro 8に比べると、付属するインストゥルメント/エフェクトが少ない、一部機能が備わっていない——という制限がある。とはいえ、Logic Pro 8が単体発売されなくなったこともあり、安価な導入コストで高度な音楽制作を実現する製品として注目だ。