ヤマハ(株)は13日、パソコンや携帯音楽プレーヤーなどと接続して好きな場所で音楽を楽しめるマルチメディアスピーカー3モデルを10月下旬より発売すると発表した。各製品とも幅84×奥行き84×高さ170mmのコンパクトなキャビネットに左右2組のスピーカーとパワーアンプを一体化。机の上やベッドサイドなど、身近な場所に置いて豊かなサウンドを楽しめる。外装は艶やかな光沢のピアノ調仕上げで、ブラック/ホワイト/レッドの3色を用意する。
「NX-B02」シリーズはBluetoothレシーバーを搭載しておりA2DP対応のパソコンや携帯電話からの音楽をワイヤレスで受信/再生できる。最大3Mbpsクラスの高速伝送に対応するBluetooth2.0+EDRに準拠しているため、ビットレートの高い音楽データも高音質で楽しめる。価格は2万4800円。
「NX-U02」シリーズは、パソコンなどのUSB端子から電源を供給して動作するUSBバスパワー専用設計。そのため外部電源への配線は不要で、パソコンの周囲をスッキリとレイアウトできる。限られた電源容量を効率的に活用する同社独自の「パワーストレージ回路」の採用により、USBバスパワー接続で瞬間パワー10W×2、ダイナミックパワー6W×2という、一般的なUSBバスパワー接続と比べて約20倍相当の出力を実現している。価格は1万8800円。
「NX-A02」シリーズは、同社独自の「SR-Bass(Swing Radiator Bass)」を左右それぞれに装備した「ツインSR-Bass」方式を採用。新開発の4.5cmの大口径ドライバーや、「NX-A01」と比較して約2倍の大容量キャビネットの採用もあり、低音から高音まで迫力のある音を再現できる。価格は1万8800円。