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セールス・オンデマンド、お掃除ロボット“ルンバ”の新製品を発売

2007年09月13日 21時31分更新

文● 編集部 若林健太

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セールス・オンデマンド(株)は13日、米iRobot社が開発した家庭用自動掃除ロボット“ルンバ”の新製品として『ルンバ530』『ルンバ570』を10月1日に発売すると発表した。価格はいずれもオープンプライスで、直販サイト“アイロボットストア”での販売価格はルンバ530が7万9800円、ルンバ570が9万4500円。

ルンバ530

ルンバ530

ルンバ570

ルンバ570

ルンバ530は人工知能“AWARE”の搭載により、部屋の大きさや形状を感知し、さまざまな角度から部屋をくまなく掃除するという自動清掃ロボット。具体的には、壁際や部屋の隅のホコリを掻き出す“エッジクリーニングブラシ”、2本のブラシが高速回転してゴミを掻き取る“デュアルパワーブラシ”、底面に密着している微細なチリを吸い込む“ワイパー型吸引口”の“3段階クリーニングシステム”を搭載している。

また、掃除が終わったときやバッテリー残量が少なくなったときには、自動的に充電器に戻る機能、階段などの段差を感知して方向転換する“感知センサー”、壁や障害物を感知すると動きをゆるめる“ソフトタッチバンパー”、カーペットのフリンジ(毛足)や電源コードなどを感知して絡まりを防止する“からまり防止機能”も搭載している。

ルンバ570は上記の機能に加え、スケジュール機能を搭載する。掃除したい曜日や時間を設定すれば、自動的に掃除を行ない、掃除を終えると充電器に戻る。また、最初の部屋を掃除すると2番目の部屋に自動的にルンバを誘導する“ライトハウス機能”も備える。さらにリモコンが付属し、ルンバの遠隔操作やスケジュールの設定が可能となっている。

本体サイズはともに直径34×高さ9.2mm、重量は約3.7kg。電源は内蔵ニッケル水素バッテリーを利用し、連続稼働時間は最大90~120分。

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