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【Xbox 360 Briefing 2007 No.4】

Xbox LIVE アーケードでドリームキャストの名作が復活!

2007年09月13日 19時15分更新

文● 編集部 飯塚岳史

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マイクロソフト(株)が12日に開催した“Xbox 360 Briefing 2007”。ここでは同社がXbox 360で展開しているカジュアルゲームのオンライン配信サービス“Xbox LIVE アーケード”で、配信が決定したタイトルを紹介していく。また、新たに発表された周辺機器も要チェックだ。

Xbox LIVEでのオンライン対戦の累計時間は33万2000年!


LIVE

Xbox LIVEは全世界で700万人以上の会員数を誇る。世界におけるXbox 360販売台数が1000万台強なので7割近いユーザーがネットにつないだ計算となる

同社 執行役 ホーム&エンタテイメント事業本部の泉水 敬(せんすい たかし)氏によると、Xbox LIVEの会員数は全世界で700万人以上で、2008年6月末までに1000万人以上に持っていくとの説明があった。また、Xbox LIVEを介したオンライン対戦での累計プレイ時間は約29億時間で、年換算では実に33万2000年分にも達するという。

そのほか、Xbox LIVEを介したコンテンツのダウンロード総数は現在9000アイテム以上になっており、ダウンロード回数は累計2億2000万件以上となる。

まだまだ続くアイマスの快進撃


アイドルマスター

ネットユーザーを中心に根強い人気を誇る『アイドルマスター』。DLCのインパクトは強烈なようだ

また、興味深いデータとして、今年1月25日に発売された(株)バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター』が紹介された。アイドルマスターでは毎月、ゲームに登場するアイドルの衣装などのコンテンツ(DLC)をXbox LIVE マーケットプレースでダウンロード販売しており、このDLCのダウンロード数がなんと世界第3位になったという。

今年6月の時点でも、アイドルマスターのDLCの売り上げが1億円に達した(関連記事)と紹介がされており、新しいビジネスモデルとして確立しているといえる。ちなみにアイドルマスターは日本のみの発売となっており、それを考慮すると大変な数字であることが改めて分かる。


カジュアルゲームの域を突き抜けた
Xbox LIVE アーケード


Xbox LIVEの中軸のひとつ、カジュアルゲーム配信サービスの“Xbox LIVE アーケード”では、今年7月にリリースした『BOMBERMAN LIVE』(ボンバーマンライブ)が全世界で16万ダウンロードを超える大ヒットとなっている。また、『ゼビウス』『ディグダグ』などHD画面用にリファインしたレトロゲームの配信だけでなく、最近では『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ベア・ナックルII』など、メガドライブでリリースされていたゲームも登場してきたほか、『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』などプレイステーションクオリティーのソフトも配信されるようになった。

ここでXbox LIVE アーケードはさらなる進化を遂げ、なんと(株)セガのゲーム機『ドリームキャスト』で発売されていたタイトルが3本も、Xbox LIVE アーケードでよみがえることになった。

Xbox LIVE アーケードでの販売が決定したドリームキャストのタイトルは、(株)トレジャーのシューティングゲーム『斑鳩 IKARUGA』(いかるが)、キューエンタテインメント(株)のシューティングゲーム『Rez HD(仮)』(レズ エイチディー)、(株)童のシューティングゲーム『トリガーハート エグゼリカ』。

Rez HD

(C)Q Entertainment Inc. (C)SEGA


そのほかにもキューエンタテインメントのシューティングゲーム『Every Extend Extra Extreme』(エブリーエクステンドエクストラエクストリーム)、(株)タイトーのアクションパズル『EXIT』(イグジット)、(株)ハドソンのシューティングゲーム『OMEGA FIVE』(オメガ ファイブ)の3本の発売が紹介された。

OMEGA FIVE

(C)2007 HUDSON SOFT (C)2007 NATSUME


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