レコーダーはすべてBDに!
発表会では、ソニーマーケティング(株)の代表取締役社長である宮下次衛氏が登壇し、年末商戦に向けての意気込みを語った。同氏は、ソニーハイビジョン製品の2007年のテーマとして「ネットワークでつなげる」を挙げ、ブラビアとの連携などを強調した。
また、同社の家庭向け映像機器のハイビジョン化は95%になるとし、「年末商戦は限りなく100%に近づける」と語った。
続いて登壇した、ソニーの代表執行役 副社長の井原勝美氏は、同社ハンディカムがビデオカメラ市場の50%近いマーケットシェアを握っていることや、近年衰退気味だったオーディオ製品が再活性化しつつあるとし、同社がAV分野において好調であることをアピールした。
今回の新製品に関しては、“群”(単体商品の機能ではなく“群れ”として見たときの新しい付加価値)の中核商品と位置づけ、ブラビアリンクやネットワーク接続などに力を注いでいることを強調。その上で「いよいよ家庭の中のレコーダーも次の段階に移行する環境が整った」とし、「レコーダについてはすべてBDに軸足を移す」と述べた。
“ソニー ディーラーコンベンション 2007”で気になったスピーカー
ディーラーコンベンションは基本的に、同社がすでに発表済みの製品について、ディーラーが触れたり、商品の詳細について説明を聞いたりできるプライベートイベントだ。このため、未発表の製品はあまりないのだが、それでも参考出品のスピーカーなどが展示され、注目を集めていた。