ボタンはわずか1個! ユニークなUI
ユーザーインターフェースも注目したいところ。Rollyには、再生/停止やモーションのオン/オフなどを実行する“プレイ”ボタンが一つあるのみで、あとは本体を回したりすることで操作を行なう。
下のムービーは、ボリュームの調節と、グループの切り替えについて。ボリュームは、オーディオ機器の音量つまみをひねるのと同じ感覚で、右側に回せば大きくなり、左側では小さくなる。
Rollyは実は向いている方向を覚えていて、ボリュームを調節したあとに、くるっと回って元の方向に戻ってくれる。そんなさりげない気遣いも嬉しいところだろう。
ボリュームの調節
お次ぎはグループの切り替えについて。グループとは、複数の曲を登録するプレイリストのようなもので、パソコンの音楽転送ソフト『Sonic Stage CP』で設定できる。小さく引けば曲の巻き戻し、大きく引けばグループの切り替えといった具合に、ホイールを動かした距離で操作が異なるのだ。
グループの切り替え
いちいち小さなボタンを探さずに、適当に本体を丸ごとつかんで指示できるのがRollyのいいところ。ただし、モーションの動作中は、早送り/巻き戻しやボリューム調節ができないのにはちょっと戸惑うところかもしれない。
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