このページの本文へ

後藤真希さんも登場

「DRAMの使用は限定的になる」――サンディスクの発表会より

2007年09月06日 20時17分更新

文● 編集部 小浜雅胤

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

6日、米サンディスク社の会長兼CEOエリ・ハラリ氏が来日し、都内で記者発表会が開催された。

エリ・ハラリ氏
エリ・ハラリ氏

サンディスクは、コンパクトフラッシュやSDカードを開発したことで有名な、フラッシュメモリーの大手メーカー(SDカードは松下電器産業(株)、(株)東芝との共同開発)。

1988年の設立依頼、CEOとして同社を率いてきたハラリ氏は、「今後フラッシュメモリーは世界的に強大な市場を生み出す」と述べた。

NAND型フラッシュメモリーの市場規模は、2007年度で年間150億ドル(約1兆7300億円)だが、2010年までには400億ドル(約4兆6300億円)にまで成長するというのが同氏の見解だ。また、米調査会社のガートナーは、2006~2011年の間にNAND型フラッシュメモリーの需要は、容量ベースで約20倍になると予測している。

こうした、フラッシュメモリーの市場拡大を牽引していくのが、携帯電話機、ミュージックプレーヤー、パソコン、ゲーム機などだ。これらのデジタルデバイスは今後、インド、中国、ブラジル、ロシア、ラテンアメリカなどの地域への普及が見込まれ、今後10年間で新たに10億人の顧客が見込めるという。

同氏は、「市場全体の展望は明るいが、競争は厳しい」とした上で、シュアー拡大の意気込みを見せた。同社のNAND型フラッシュメモリーの市場シェアーは売上げベースで25%。容量ベースだと、提携企業の東芝と合わせて30~35%のシェアーを持つ。これを40%まで引き上げるのがサンディスクの目標だ。

イメージキャラクターの後藤真希さんとエリ・ハラリ氏
イメージキャラクターの後藤真希さんとエリ・ハラリ氏


NANDは今後最も使われるメモリーになる


また、NAND型フラッシュメモリーがパソコン市場の中でどのようなポジションを取っていくのか、同氏は次のように述べている。

「NANDの普及によって、DRAMの使用量は減少していくだろう。NANDがメインメモリーとして使われるようになるとは言わないが、数年間でNANDの製造コストは1/10になり、アーキテクチャーも革新する。これによって、DRAMは限定的な使われ方をするようになるだろう。5年後には、HDDを含めてあらゆるメモリーの中でNANDが最も使われるようになる

■関連サイト

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン