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九十九電機、中国製Linuxを搭載した低価格デスクトップPCを発売

2007年09月05日 00時00分更新

文● 編集部 若林健太

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九十九電機(株)は5日、台湾エイサー(Acer)社のデスクトップパソコン“Aspire(アスパイア) M1100”シリーズのLinux搭載モデル『ASM M1100』を本日販売開始すると発表した。九十九電機の店舗12ヵ所と家電量販店“ノジマ”の各店舗、および直販サイト“ツクモネットショップ”で販売する。価格は3万3990円。なお、初回販売分の100台のみ、発売記念価格として2万9980円で販売を行なう。

ASM M1100

ASM M1100

ASM M1100は、開発者向けの中国製Linuxディストリビューション“Linpus(リンパス) Linux 9.3 console model”を搭載するのが特徴(画面表示は英語)。製品に付属するパッケージはCUI(キャラクターユーザーインターフェース)のみでの操作となり、GUI(グラフィックユーザーインターフェース)は搭載していない。すべての設定をインストール後にコンソール上で変更・修正する必要があるため、同社ではLinux OSやコンソール操作に慣れているユーザー向けとしている。ユーザーが自分でWindowsなどのOSをインストールして使用することも可能で、同社ではWindows Vista/XPでの動作を確認している。

主な仕様は以下の通り。

ASM M1100
CPU:AMD Athlon 64 3500+(2.2GHz)| メモリー:512MB| グラフィックス:AMD 690Vチップセット内蔵
HDD:80GB| 光学ドライブ:DVD-ROMドライブ| TV機能:搭載せず|
サイズ:幅183×奥行き455×高さ370mm| OS:Linpus Linux 9.3 console model

初出時、メモリーを512GBとしておりましたが、正しくは512MBです。お詫びするとともに訂正いたします。(2007年9月5日)

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