初心者でも簡単に扱えるRAW現像の入門ソフト
【SPEC】 開発元●米アークソフト社 販売元●(株)ジャングル 価格●1万8690円(通常版)、1万2600円(ダウンロード版) http://www.junglejapan.com/ 対応システム●OS X10.3以上 対応機種●PowerPC G4以上、またはインテルCPUを搭載したMac |
【COMMENT】
シンプルなインターフェースなので、デジタル一眼レフを使い始めたユーザーにお勧め。RAW現像に慣れた人には機能的に物足りないかも。
「ArkSoft Digital Darkroom」はデジカメのRAWデータを現像するソフトだ。JPEG形式と違い、撮影素子であるCCDやCMOSの撮影情報をそのまま記録したRAWデータは、いわばデジタル写真のネガフィルム。そのままでは閲覧しにくいものの、カラーバランスやホワイトバランスなどを緻密に調整して、撮影した画像を正確に補正できるのが利点だ。
本ソフトの魅力のひとつに、シンプルで直感的な操作性が挙げられる。
プロユーザーのニーズによって複雑になりがちなRAW現像ソフトだが、それゆえ使いこなせず、かえって過剰補正になってしまうことも多い。その点、本ソフトでは補正をステップごとのパネルに分類しているため、初心者にもわかりやすくRAW現像のワークフローへ誘導している。補正中に元画像と補正した状態を並べて表示する「ビフォーアフター機能」により、試行錯誤を重ねて作業できるので、画像補整のノウハウが乏しくても意図した色調に調整しやすい。
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