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タッチパネル式ワイド液晶で使いやすく

ソニー、大型ワイド液晶を備えた“サイバーショット”『DSC-T200』などを発表!

2007年09月04日 15時00分更新

文● 編集部 小西利明

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コンパクトな10倍ズーム機 DSC-H3

『DSC-H3』(ブラック)

一眼レフカメラ風のデザインを採用した高倍率ズームコンパクト機『DSC-H3』(ブラック)

高倍率ズームレンズを搭載した“H”シリーズの新製品『DSC-H3』は、コンパクト並みのサイズで光学10倍のズーム機能を備えた製品である。今年2月に発表された光学15倍ズーム機『DSC-H7』(関連記事)とは方向性の異なる製品であるため、DSC-H7は併売となる。

ボディーデザインはオーソドックスな“カメラらしさ”を重視した形状をしている。ボディーカラーはブラックとシルバーの2色。画像処理エンジンや約810万画素CCDセンサーなどは前述のDSC-T200などと同じものを搭載し、顔認識機能や音フォト機能なども同等であるが、液晶ディスプレーは通常の4:3タイプで、タッチパネル式ではない。メニュー関係の操作は、H7やT100など今年2月発表モデルのそれを継承している。

DSC-H3(シルバー)

DSC-H3(シルバー)

光学10倍のズームレンズを搭載するが、電源をオフにしてレンズを収納した状態では、厚さ(奥行き)が47.5mmと、H7(85.7mm)の半分程度ですんでいる。それに加えて、最大でISO 3200相当の高感度撮影やワイド端時で14mまで届く内蔵フラッシュを備えるなど、暗所や離れた被写体の撮影にも強い。“大きなカメラは持ち歩きたくないが、コンパクト機のズーム機能では物足りない”という、ズーム機能とサイズの双方を重視するユーザーに適した製品といえる。

記録メディアとしてはメモリースティック デュオ系列に対応するほか、約31MBの内フラッシュメモリーも内蔵する。付属のバッテリーによる撮影可能枚数は約330枚。

主な仕様は以下のとおり。発売日は9月14日の予定で、予想実売価格は4万円前後と想定されている。

撮像素子 有効画素数
1/2.5型 約810万画素
レンズ
カール ツァイス“バリオ・テッサー”、焦点距離 f=6.3~63mm(35mmフィルムカメラ換算時38~380mm相当)、F値 F3.5-4.4
ズーム機能
光学 10倍
液晶パネル
2.5インチ/約11万5000画素
バッテリー撮影枚数(CIPA準拠)
約330枚
サイズ/重量(撮影時)
幅106×奥行き47.5×高さ68.5mm/約380g

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