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DBもサーバOSも――アシスト、日本CAと日本オラクルの3社がユーザー管理と職務分掌を支援

2007年08月31日 13時17分更新

文● アスキービジネス編集部

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アシストと日本CA、日本オラクルの3社は、サーバアクセス管理ツールとデータベースのアクセス管理ツールを組み合わせたソリューションを発表した。日本版SOX法対応におけるIT全般統制の整備に向け、3社共同でプロモーション活動を展開する。


IT全般統制に有効なアクセス管理ソリューションを共同で展開


 アシストと日本CA、日本オラクルの3社は、「特権ユーザ管理/職務分掌ソリューション」を共同で提供すると発表した。併せてプロモーション活動についても共同で展開していく。

 日本CAと日本オラクルがそれぞれソフトウェアを提供し、アシストがそれらをまとめたソリューションとして販売。導入時にはアシストが技術サポートを行ない、短期導入を目指す。ソフトウェアは、米CAのサーバ・アクセス管理ツール「CA Access Control」と、Oracleデータベースの管理者制限を行なうオプション製品「Oracle Database Vault」を組み合わせる。

 2008年4月から適用が始まる日本版SOX法では、IT全般統制における重要な監査ポイントとして、アクセス管理/職務分掌が挙げられる。ただ、アクセス管理は、データベース(データ)とサーバOS(ファイル)のどちらか片方のみ管理を行うケースが多く、3社は、サーバ・アクセス管理ツールとデータベース・アクセス管理ツールを組み合わせることで、それぞれの適切なアクセス管理を行なえると判断した。

 共同プロモーション活動としては、監査法人トーマツが監修するホワイトペーパー「IT全般統制におけるアクセス管理:権限の分類 と特権ユーザー管理」の配布、IT全般統制に関する共同セミナーの開催(9月11日、丸ビルホール&コンファレンススクエア)などを行なう計画。

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