BDも搭載する地デジノート LaVie C
地デジチューナー＆BDドライブ搭載のハイエンドノート“LaVie C”『LC950/KG』
映像コンテンツを楽しむ用途を重視したハイエンドの家庭向けノート“LaVie C”シリーズは、基本性能の強化と筐体デザインの変更などを行なった新製品3機種が登場した。
筐体は前述のLaVie L アドバンストタイプと同じデザインを採用している。本体の幅と奥行き(370×278mm)は同等だが、厚さのみ5mmほど厚い48.9mmになっている。また、キーボード部分の色が黒になっているほか、キーボードの上側にあるアプリケーション起動/操作ボタンの周囲には、自然石をイメージした模様がデザインされている。有効画素数約198万画素のウェブカメラを内蔵する点も同等である。
ハイエンド機にふさわしく、スペックは充実している。最上位機種の『LC950/KG』はCPUにCore 2 Duo T7500(2.20GHz)を搭載するほか、下位の2機種もCore 2 Duo T7250(2GHz)を搭載している。さらに、全機種がGPUにDirectX 10対応の“Mobility Radeon HD 2400”(ローカルビデオメモリー256MB)を内蔵するなど、いずれもデスクトップパソコン並みかそれを凌ぐスペックを備えている。
また、全機種が地上デジタル放送/地上アナログ放送チューナーを内蔵している。LC950/KGは標準で記録型BDドライブも搭載しているので、録画したデジタル放送をハイビジョン品質でBDに保存したり、BDソフトを再生できる。BD再生ソフトとしては、“InterVideo WinDVD BD for NEC”が付属している。HDMI出力端子も標準搭載しているので、地上デジタル放送やBDソフトの映像を、HDMI入力端子装備の大画面テレビで楽しむことも可能だ。
液晶ディスプレーのサイズは15.4インチワイドサイズで、LC950/KGと『LC920/KG』は解像度1440×900ドットのスーパーシャインビューEX3液晶を採用している(特徴についてはLaVie L アドバンストタイプを参照)。さらに両機種は、HDDに容量160GBのHybird HDDを標準搭載したり、IEEE 802.11n ドラフト2.0対応の無線LAN機能を内蔵する点も特徴となっている。
LaVie L アドバンストタイプと異なり、バッテリーにはリチウムイオン充電池を採用している。バッテリー駆動時間については、本稿執筆時点では確定していない。重量は3.5～3.6kgとされている。
なお、ウェブ直販モデル『LaVie G タイプC』は、さらに高いスペックを選択できる。CPUは最高でCore 2 Duo T7800(2.60GHz)を選択可能なほか、液晶ディスプレーは1920×1200ドット表示の高解像度パネルを選択できる。指紋認証センサーの搭載も可能である。最小構成価格は19万円前後。
店頭販売モデルの主な仕様と予想実売価格価格は以下のとおり。発売予定時期は10月末。
- LC950/KG
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CPU：Core 2 Duo T7500(2.20GHz)｜メモリー：DDR2-677 1GB｜グラフィックス：Mobility Radeon HD 2400
ディスプレー：15.4インチワイド 1440×900ドット｜HDD：160GB(Hybrid)｜光学ドライブ：記録型BDドライブ｜TV機能：地上デジタル放送/地上アナログ放送チューナー内蔵｜無線通信機能：IEEE 802.11a/b/g/n
サイズ：幅370×奥行き278×高さ48.9mm｜重量：約3.5kg｜バッテリー駆動時間：本稿執筆時未定｜OS：Windows Vista Home Premium
予想実売価格：31万5000円前後 - LC930/KG
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CPU：Core 2 Duo T7250(2GHz)｜光学ドライブ：DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ｜それ以外の主な仕様はLC950/KGと同等
予想実売価格：25万5000円前後 - LC900/KG
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ディスプレー：15.4インチワイド 1280×800ドット｜HDD：160GB｜無線通信機能：IEEE 802.11a/b/g｜重量：約3.6kg｜それ以外の主な仕様はLC930/KGと同等
予想実売価格：22万5000円前後
