このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

データ管理ソフト

レビュー:Microsoft Expression Media

2007年08月28日 16時23分更新

文● 荻窪 圭

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

管理ソフトの枠を超える簡易補正とビューアー


 本ソフトはデータ管理以外の機能も充実しており、それらの操作はウィンドウ上部のツールパレットに用意されている。

 写真データの簡易補正は「イメージエディター」機能を利用しよう。

Microsoft Expression Media

ツールバーにある鉛筆アイコンをクリックすると表示される「イメージエディター」機能。ここでは、切り取りや彩度の調整など写真データの簡易補正ができる

ここからカラーレベルの調整や赤目補正などが実行できる。また、データを細かくチェックしたいときは、フルスクリーンでの比較表示やヒストグラム表示が可能な「ライトテーブル」機能が最適だ。

Microsoft Expression Media

虫メガネでの拡大やヒストグラムの表示、複数の写真を並べたチェックなどをフルスクリーン表示で確認できる「ライトテーブル」機能。写真はもちろん、ムービーにも対応する

 そのほかスライドショーやデータの並べ替えなどの機能を搭載。ほとんどのファイル形式を一元管理できるのが最大のウリで、さまざまなニーズに応える多機能ソフトとしても評価できる。


【Conclusion】
 たいていのデータ形式に対応しているので、気にすることなく保存できるのはいい。iPhotoと比べて動作は速く、サクサク使える。

×  「iView Media Pro 3」の機能をほぼそのまま継承しているため新鮮味がない。プロ向けに設計されているとはいえ、価格が高すぎる。

(MacPeople 2007年9月号より転載)


■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中