管理ソフトの枠を超える簡易補正とビューアー
本ソフトはデータ管理以外の機能も充実しており、それらの操作はウィンドウ上部のツールパレットに用意されている。
写真データの簡易補正は「イメージエディター」機能を利用しよう。
ここからカラーレベルの調整や赤目補正などが実行できる。また、データを細かくチェックしたいときは、フルスクリーンでの比較表示やヒストグラム表示が可能な「ライトテーブル」機能が最適だ。
そのほかスライドショーやデータの並べ替えなどの機能を搭載。ほとんどのファイル形式を一元管理できるのが最大のウリで、さまざまなニーズに応える多機能ソフトとしても評価できる。
【Conclusion】
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たいていのデータ形式に対応しているので、気にすることなく保存できるのはいい。iPhotoと比べて動作は速く、サクサク使える。
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「iView Media Pro 3」の機能をほぼそのまま継承しているため新鮮味がない。プロ向けに設計されているとはいえ、価格が高すぎる。
(MacPeople 2007年9月号より転載)