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富士通、デスクトップパソコンの2007年秋モデルを発表

2007年09月03日 12時00分更新

文● 編集部 若林健太

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富士通(株)は3日、デスクトップパソコン“FMV-DESKPOWER”シリーズおよび“FMV-TEO”シリーズの2007年秋モデル、4シリーズ計10機種を発表した。リビング向けパソコンのFMV-TEOシリーズはBlu-ray ディスク(BD)搭載モデルをラインナップするなど、大幅なパワーアップが図られている。価格は全機種ともにオープンプライス。

BDドライブ搭載モデルが加わったリビングPC
FMV-TEOシリーズ

FMV-TEO TEO90X/D

BDドライブと2GBのメモリーを搭載する最上位モデル『FMV-TEO TEO90X/D』

大画面テレビとの接続を前提としたリビング向けパソコン“FMV-TEO”シリーズには、地上/BS/110度CSデジタル放送チューナーに加えて大容量のハイビジョン映像をBDにムーブできるBDドライブ搭載モデル『FMV-TEO TEO90X/D』が新たに登場した。夏モデルでは一部機種がCeleron M 430を搭載していたが、秋モデルでは全機種がCore 2 Duo T5500(1.66GHz)を搭載する。また、TEO90X/Dはメインメモリーを2GB搭載している。そのほかには、地上/BS/110度CSチューナー搭載モデルの『FMV-TEO TEO70X/D』と、テレビ機能非搭載の『FMV-TEO TEO50X』がラインナップされている。

大画面テレビとの連携機能が強化されたのも特徴だ。松下電器産業(株)のプラズマテレビ“ビエラ”の上位機種“PZ750SK”シリーズ(関連記事)のリモコンから、HDMI経由で接続されたTEO内の写真や音楽、動画を再生できる。TEOのリモコンでパソコンの電源を入れると、自動的に接続したテレビの電源が入る“ワンタッチ画面表示”や、テレビの電源を切るとTEOの電源も同時にオフになる“一斉電源オフ”に対応する点は、従来機種と同様である。

そのほかの主な仕様と予想実売価格は以下のとおり。発売日は全機種ともに9月6日。なお、同社の直販サイト“WEB MART”では、店頭モデルと同じ“ノースシルバー”のほか、限定カラーとして“アラバスターホワイト”が選択可能だ。

FMV-TEO TEO90X/D
CPU:Core 2 Duo T5500(1.66GHz)| メモリー:DDR2-677 2GB| グラフィックス:ATI Radeon Xpress 1250チップセット内蔵
HDD:500GB| 光学ドライブ:記録型BDドライブ| TV機能:地上/BS/110度CSデジタル放送チューナー内蔵| 無線通信機能:搭載せず
サイズ:幅340×奥行き362.5×高さ78.5mm| 重量:約6.4kg| OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:26万円強
TEO70X/D
メモリー:DDR2-677 1GB|
光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ| 無線通信機能:IEEE 802.11a/b/g|そのほかの主な仕様はTEO90X/Dと同様
予想実売価格:18万円前後
TEO50X
HDD:160GB| TV機能:搭載せず|そのほかの主な仕様はTEO70X/Dと同様
予想実売価格:13万円前後


地デジ搭載モデルが増えた液晶一体型PC
FMV-DESKPOWER LX

FMV-DESKPOWER LX70X/D

地上/BS/110度CSチューナーを搭載する最上位モデル『FMV-DESKPOWER LX70X/D』

液晶ディスプレー一体型デスクトップパソコン“FMV-DESKPOWER LX”シリーズは、地上デジタルチューナー搭載モデルが夏モデルの2機種から3機種に増加した。『FMV-DESKPOWER LX70X/D』が地上/BS/110度CS放送チューナーを、『FMV-DESKPOWER LX55X/D』が地上デジタル放送チューナーと地上アナログ放送チューナー、『FMV-DESKPOWER LX50X/D』が地上デジタル放送チューナーをそれぞれ搭載している。液晶ディスプレーは、最上位モデルのFMV-DESKPOWER LX70X/Dが20.1インチワイドサイズ(1680×1050ドット)を、そのほかのモデルは17インチサイズ(1280×1024ドット)を搭載する。

FMV-DESKPOWER LX55X/D

17インチ液晶ディスプレーを搭載するモデル『FMV-DESKPOWER LX55X/D』

そのほかの強化点としては、LX70X/DとLX55X/Dが500GBのHDDを搭載し、デジタル放送をより長時間録画できるようになった。またCPUが変更され、LX70X/DとLX55X/DはCore 2 Duo E4400(2GHz)、LX50X/DはPentium Dual-Core E2140(1.60GHz)、ローエンドモデルの『FMV-DESKPOWER LX40X』はCeleron 420(1.60GHz)を搭載している。

そのほかの主な仕様と予想実売価格は以下のとおり。発売日は全機種ともに9月6日。

FMV-DESKPOWER LX70X/D
CPU:Core 2 Duo E4400(2GHz)| メモリー:DDR2-677 1GB| グラフィックス:Intel G965 Expressチップセット内蔵
ディスプレー:20.1インチワイド 1680×1050ドット| HDD:500GB| 光学ドライブ:DVD±R DL対応DVDスーパーマルチドライブ| TV機能:地上/BS/110度CS放送チューナー内蔵| 無線通信機能:IEEE 802.11b/g
サイズ:幅580×奥行き255×高さ453mm| 重量:約18.0kg| OS:Windows Vista Home Premium
予想実売価格:26万円前後
LX55X/D
ディスプレー:17インチ 1280×1024ドット| TV機能:地上デジタル/地上アナログ放送チューナー内蔵
サイズ:幅510×奥行き255×高さ453mm| 重量:約16.5kg|そのほかの主な仕様はLX70X/Dと同様
予想実売価格:24万円前後
LX50X/D
CPU:Pentium Dual-Core E2140(1.60GHz)|
HDD:320GB| TV機能:地上デジタル放送チューナー内蔵| 無線通信機能:搭載せず|そのほかの主な仕様はLX55X/Dと同様
予想実売価格:22万円前後
LX40X
CPU:Celeron 420(1.60GHz)|
TV機能:搭載せず|そのほかの主な仕様はLX50X/Dと同様
予想実売価格:19万円前後

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