グーグル(株)は22日、地図検索サービス“Googleマップ”で表示した任意の場所の周辺地図データを、ユーザーが自分のブログやウェブページに貼り付けられる機能を追加したと、同社の開発者ブログで公開した。無料で利用できる。
従来は、同社が提供するAPIを利用してユーザー自身がスクリプトを記述する必要があったが、今回の改良により簡単な手順で地図の貼り付けが可能になった。具体的には、貼り付けたい地図をGoogleマップで表示させて、“このページへのリンク”をクリックする。そうすると地図を貼り付けるためのHTMLコードが表示されるため、それをコピーしてブログやホームページに加える。なお、iframeが利用できないブログなどでは地図の貼り付けは行なえない。
初出時、地図が表示できるのはJavaScriptが実行可能なブログ/ウェブページのみとしておりましたが、グーグルよりJavaScriptが実行できなくても地図の表示は可能であるとの指摘がありました。お詫びするとともに訂正いたします。(2007年8月24日)
貼り付けた地図はGoogleマップと同じように拡大縮小やスクロールが行なえる。また、貼り付ける地図の大きさを変更することも可能だ。