クリップの範囲選択と切り出し
ビデオのカット編集方法も変わっている。従来は、タイムバー上のイン点/アウト点をドラッグで指定してクリップを分割。その分割したクリップを、画面下の「クリップビューアー」(または「タイムラインビューアー」)に並べていくというやり方だった。
新バージョンでは、画面下部に並んだクリップをドラッグすることで範囲を指定。あとは画面上部の作業欄にドラッグ&ドロップすることで、クリップの一部を切り出せる。
従来バージョンのiMovieもウェブで配布
そのほか、各トランジション(場面転換時に適用する画面効果)のアイコンを選択することで、その動きを確認できるようになった。
ムービーの書き出しサイズは4種類から選択できるうえ、「iPod」「Apple TV」「YouTube」など用途によってサイズを自動で調整してくれる。最大サイズは960×540ドットとなる。制作したムービーを「.Macウェブギャラリー」にアップロードして、ユーザー同士で共有することも可能だ。
なお、今回iMovieは大きく仕様が変更されたためか、アップルは「iLife '08」を購入/インストールしたユーザー向けに従来バージョンの「iMovie 6.0.4」を同社のサポートページで配布している。新iMacなどを購入したユーザーで、新しいiMovieに慣れないという人はこちらを使ってもいいだろう。
*GarageBand編に続く