DS Lite効果が消えた?
“スパロボ”シリーズとならぶバンダイナムコゲームスのキラータイトル“SDガンダム”シリーズの最新作「SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE」が、この日発売となった。
キラータイトルとはいえDS用ということもあり早朝販売は行なわれず、開店時に販売待機列ができた様子もなかった。それでもショップスタッフによれば「爆発的な売れ方はしていないが、固定ファンも多く確実に数は捌けている」といった様子。ただ、これまでとは違い 発売日の午前中には売り切れることの多かったDS Lite本体同梱版の動きは鈍いという。DS Lite本体が潤滑に市場に回るようになったため、ファンとコレクター以外が同梱版を購入しなくなってきているのではないかと、予想するスタッフもいた。
「SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE」
FFは苦戦
この日は、SDガンダムシリーズ以外に「ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム」も発売となった。昨年3月に発売されたFFXII。その北米版をベースに新たな要素を加えた本作品。秋葉原のショップの反応は予想を超えて渋い様子。
FFXIIの評価が足を引っ張っていることや、インターナショナル版といってもシナリオが違うわけではないので、「売れ行きはこの程度では?」とショップスタッフからは辛辣な意見が多く聞かれた。
それとは対照的に思ったより好調という声が聞かれたのが、やはり息の長いシリーズ作品の1つであるPSP用「ワイルドアームズ クロスファイア」だ。大きく取り上げるショップは少なかったが、大作シリーズ2本と同時発売の中では頑張っているようだ。
「ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム」
「ワイルドアームズ クロスファイア」
PCで人気の“キャッスルファンタジア”シリーズ。そのシミュレーションRPGパートの「聖魔大戦」とAVG「アリハト戦記」の2つのゲームが1タイトルにまとめられた「キャッスルファンタジア アリハト戦記」がPS2版で発売となっていた。キャラクタゲームということもあり、予約数は集まっていたようで、今日一番売れているタイトルと話すショップもあったほど。また、店舗特典が付いていたタイトルには同じくDS用シミュレーションRPG「偽りの輪舞曲」も発売に。
このほか、女性向けのタイトルには、先週も予約が好調とお伝えした「翡翠の雫 緋色の欠片2」や「xxHOLiC ~四月一日の十六夜草話~」なども発売された。
「キャッスルファンタジア アリハト戦記」
「偽りの輪舞曲」
「翡翠の雫 緋色の欠片2」/「xxHOLiC ~四月一日の十六夜草話~」
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