九十九電機(株)は8日、フォン・ジャパン(株)のWi-Fiコミュニティー“FON”(フォン)専用の無線ルーターの新製品『La Fonera+』(ラ フォネラ・プラス)と、専用外部アンテナ『La Fontenna』(ラ・フォンテナ)を発売すると発表した。La Fonera+が11日、La Fontennaが今月下旬に販売する。価格は順に3800円、1980円。
La Fonera+は、2006年12月に発売された『La Fonera』の後継製品となる。LANポート(10/100BASE-TX)が1つだった従来モデルに対して2つに追加された。これにより、ブロードバンドルーターを使わないユーザーも、パソコンの有線LANとFONを同時に利用できる。そのほか、1種類の外部アンテナだけであったのが、2種類(内部・外部)のアンテナとなった。そのほか、4色のLEDライトにより電源の状態や接続状態をライトの色や点滅で確認できる。
本体サイズは幅93.5×奥行き25.5×高さ110mm(アンテナ除く)。そのほかの基本的な機能はLa Foneraと同等。
La Fontennaは、La Fonera+に取り付けられる外部アンテナで、装着することにより電波の飛距離を最大約5倍に拡大できるという。ケーブル長は3m。本体サイズは幅150×奥行き90×高さ30mm。