画質はどうか!?――撮影サンプル
GZ-HD7ゆずりの性能を秘めていると思われるGZ-HD3だが、実際の撮影サンプルはどうであろうか。今回はいずれも1440CBRモードで撮影を行ない、撮影したものをキャプチャして取り出した静止画で比較検証する。
各撮影モードを比較してみた
今回のモデルには、3つの記録モードがあるが、いったいどれほどの違いが出るのか、同じ画角で撮影して比べてみた。撮影した感覚だと、各モードの差はあまり認められない。画質の良さよりも長時間記録を優先したい場合、動きの激しい被写体でなければ、SPモードで撮っても十分実用に耐えられる画になるといえるだろう。
お手軽ながら本格的な撮影までもできるところが魅力
GZ-HD3は、家庭用というターゲットにピッタリなお手軽なビデオカメラでありながら、外で撮影するときれいに撮れ、室内で暗い際はLEDライトの使用も可能というメリットを持っている。もちろん、気軽に撮れるという家庭用デジカムという側面だけでなく、マニュアルによる撮影や、本体にアクセサリーシューを利用した外部マイクをつけられるなどといった点で、超軽量ながらカメラで本格的な撮影を行ないたいユーザーの欲求も満たす仕様といえる。音声のモニタリングやビューファインダー、フルHDにこだわるユーザーにはGZ-HD7というすみ分けができているため、多くのユーザーに薦められるビデオカメラといえるのではないだろうか。