このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

週末見るコンテンツはコレ★第2回

【週末見るコンテンツはコレ★】

ボス、暑すぎて外に出たくないです……“太陽にほえろ!”などR30におススメしたい3タイトル

2007年08月10日 20時32分更新

文● 大石太郎

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

第2回目に紹介する『最速のインディアン』『太陽にほえろ! 七曲署ヒストリー1972-1987』『もっとおとなのおりがみ』は、30代以上の男の子にお勧めしたい3タイトルだ。そろそろお盆突入だし、ノーパソ持って、帰省中の新幹線で見るもよし、家にこもってじっくり見るもよし――これらを見て、暑い夏の後半戦に臨みたい!

見逃していませんか? 60過ぎて世界一を目指したオッサンの伝説
『世界最速のインディアン』

世界最速のインディアン

ゴッド・オブ・スピード・エディション - DVD 価格:4935円
スタンダード・エディション - DVD 価格:3990円
7月27日発売
発売元:(株)ハピネット
http://www.happinet-p.com/jp2/special/0704-3.html

結論から言うと、掛け値なしの名作。本編には文句のつけようがないんだけど、タイトルがわかりにくいのが惜しい。普通の人がインディアンと聞くとネイティブアメリカンを思い浮かべてしまうし、バイク好きがインディアンと聞いても世界最速とは結びつかない。タイトルでスルーした人も多いのでは?

舞台は1960年代のニュージーランド。片田舎で孤独に暮らす初老の男ロバート・マンローが主人公だ。彼の生きがいはバイク。それも1920年代に製造されたインディアン・スカウトをコツコツとカスタムして、地上最高速の記録を破ることを夢みている。

ロバート・マンローは実在の人物。彼の行き方はとにかく自由。趣味に没頭し、ときには非常識な行動を取るものの、愛さずにはいられない無邪気な人柄で周りにいる人も思わず引きつけられてしまう。そんな男を演じるのは、脳ミソ大好きでお馴染みのアンソニー・ホプキンスレクター博士とは真逆の人間を見事に演じ切っている。本人はベジタリアンだし、イギリスではナイトの称号を持つ紳士だけに、人食い博士よりはマンローのパーソナリティーのほうが近いのかもしれない。

ガキの頃からの夢を果たすために、質素な自宅を抵当に入れて単身アメリカへと向かうマンロー。目的地は世界中のスピード狂の聖地ボンヌヴィルだ。ハイテクマシンひしめく会場で、あらゆる意味で規格外のマンローのマシンは失笑を浴びるのだが……。

マンローの人柄に惚れ込んだ監督のロジャー・ドナルドソンは1971年にTVドキュメンタリー(「ゴッド・オブ・スピード・エディション」に収録)を製作。本作の企画を温め続け、34年の時を経てやっと夢を叶えた。監督の真摯な姿勢もマンローとダブり、何とも感動的。30代以上の男子と言わず、老若男女すべてにオススメできる名作だ。必見!

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン