エキサイト(株)は6日、フォン・ジャパン(株)と協力し、“FON”(フォン)のアクセスポイントがわかる“FON Maps”を日本向けにカスタマイズし、日本版“FONマップ”としてリリースしたと発表した。
フォン・ジャパンが提供する“FON”とは、ユーザーが自宅やオフィスなどの無線アクセスポイントを開放・共有し、世界中に無線LANのインフラを構築することを目的としたユーザー参加型の無線LAN共有サービスのこと。利用者は、“FON”の会員登録を行ない、“FON”専用の無線LAN共有ルーター“La Fonera”(ラ・フォネラ)に接続することで、世界中に張り巡らされた多くのアクセスポイントを接続設定を変更せずに、無料で利用することができる。日本国内では、会員数約3万5000人、アクセスポイント数は約1万9500ヶ所となっている(2007年7月30日現在)。
今回エキサイトがサービスを開始した日本版“FONマップ”は、東京都内を中心に、日本国内から全世界の“FON”のアクセスポイントを探すことができるという。また、1時間以内にアクティブであったFONスポットを緑色、アクティブでなかったFONスポットを黄色に表示する色分け機能が実装されている。
“FONマップ”の利用は無料だが、“FON”の利用には無線LAN共有ルーター“La Fonera”を購入する必要がある。価格は1980円。