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さくらインターネット、ケータイメールサービス“mym.sg”がPCからも利用可能に

2007年08月03日 21時05分更新

文● 永島和夫

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さくらインターネット(株)は3日、ケータイ向けメールサービス“mym.sg”(マイメッセージ、関連記事)をリニューアルしたと発表した。POP3のプロトコルに対応して、携帯電話機からだけでなくパソコンなどからもmym.sgのメールサーバーにアクセスできるようになった。mym.sgの利用には有料(月額100円)または無料の会員登録が必要。

mym.sgのケータイアプリ

mym.sgのケータイアプリ

mym.sgは、携帯電話のキャリアーを変更しても同じメールアドレス/メールサーバーを利用できるケータイ向けメールサービス。POP3対応クライアントからアクセス可能になったことにより、mym.sgのメールアドレスが携帯電話機からだけでなく、パソコンの一般的なメーラーや、スマートフォンなどのPOP3対応メーラーからも利用できるようになった。このため、1つのアドレスを外出時は携帯電話機、自宅ではパソコンで利用するといった使い分けが可能となる。

そのほかの変更点としては、CSV形式でエクスポートしたパソコン用ソフトのアドレス帳データをmym.sgのウェブサイトからアップロードして、mym.sgのアドレス帳にインポートできるようになった。アドレス帳のインポートに対応するソフトの一覧はmym.sgのウェブサイト(下記関連サイト参照)で公開されている。また、ケータイアプリとウェブメールのインターフェースが一新され、見やすさと使いやすさの向上を図ると同時に、操作画面のレスポンスを向上させたという。さらに、有料サービスのユーザーに限り、ケータイアプリでmym.sg以外の外部メールの送受信が行なえるようになった。

mym.sgの対応キャリアーは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、au(KDDI(株))、ソフトバンクモバイル(株)。アクセスするにはURL(http://mym.sg/、パソコン用ウェブサイトと共通)を直接入力する。

併せて同社は、従来同社のレンタルサーバーのユーザー向けに提供していた独自ドメインとmym.sgの連携サービス(独自ドメインで取得したアドレスをmym.sgで利用できる)においても、携帯電話機だけでなくPOP3クライアントからアクセスできるようになったと発表している。

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