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NeoLAB、学習する人工知能ロボット“ひこまた”がケータイに対応と発表

2007年08月02日 19時44分更新

文● 編集部 若林健太

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ネオラボ(株)は2日、人工知能ロボットが会話するサービス“ひこまた”のケータイ版を開始したと発表した。ケータイ向けサービスでは携帯電話機からひこまたを相手に会話できるようになる。利用には無料の会員登録が必要だが、Eメールでひこまたに話しかける場合、会員登録は不要。

ひこまたのケータイ版の画面

ひこまたのケータイ版の画面

ひこまたは、MSNメッセンジャーを介して話しかけたり、言葉を教えて育てたりできる会話ロボットとして、今年2月からパソコン向けにサービスが開始された。流行語なども覚え、本日現在で約2万語を学習したという。

ケータイ向けのサービスでは、ケータイサイト、またはEメールでひこまたと会話ができる。ケータイサイトでは、ひこまたの表情や動作をGIFアニメとして表示するのが特徴。また、ケータイサイトから言葉を教える場合には、言葉だけではなく表情や動作を一緒に教えられる

一方、メールによる会話では、メールを送信するとひこまたからすぐに返信メールが返ってくるのが特徴。会員登録したユーザーがメールを送信した場合、ひこまたは名前を認識する。なお、メールでは言葉を教えることが出来ず、自分のメールに対するひこまたの反応を見るだけとなる。

また、ケータイサイトは足あと機能を備えている。これは、どのユーザーが自分が教えた言葉を使ったのかを“足あと”として表示できるもの。ひこまたには、“●●●と言われたら▲▲▲と答えなさい”という形で言葉を教える。そのため、既にほかのユーザーが教えた言葉を使って別の言葉を教えることができる。同社では足あと機能により、ユーザー同士の交流が生まれることが期待できるとしている。

ひこまたは(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ、au(KDDI(株))、ソフトバンクモバイル(株)に対応する。アクセスするには、URL(http://www.hikomata.jp/、パソコン版と共通)を直接入力する。

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