アジェンダは、企業向けWebグループウェア「GRESSO」のベータ版を公開した。同社のWebサイトからダウンロード可能で、60日間無償で利用できる。
60日間無償で利用可能、まずは体験を
「GRESSO」は、中小企業向けのWebベースのグループウェアである。スケジューラや顧客管理機能、ファイル共有、電子会議室などの豊富な情報共有機能を備える。トラックバックやタグによる分類など、蓄積した情報の活用に着目した機能を盛り込んだほか、Ajaxの採用による高い操作性などの特徴を持つ。
当初は今春の発売を予定していたが(関連記事)、「顧客の期待に十分に応えられないため」(同社広報担当)として発売を延期。「発表後、『まずは実際の製品を見て使ってみたい』というご要望を多くいただいた」(同)ことから、発売に先駆けてベータ版の提供を決めた。ベータ版は同社のWebサイトからダウンロードでき、60日間無償で利用可能となっている。
動作環境は、OSがWindows XP Professional SP2、WebサーバがIIS 5.1以上。データベースにはSQL Server 2005 Express Edition(無償版)を用いる。クライアント側は、Internet Explorer 7.0/6.0SP2、Firefox 2.0。なお、これらの条件はベータ版のものであり、製品版では変更になる可能性がある。
また、利用にあたってはサポートが行なわれない点、製品版とのデータの互換性が保証されない点、一部機能の利用に制限がある点――に注意する必要がある。
製品版の価格は16万7580円/10ユーザーからで、「今秋以降の出荷を予定している」(同社広報担当)。