(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは1日、2006年12月に不具合があるとして回収交換を発表した三菱電機(株)製携帯電話機の電池パック(関連記事)について今年1月30日から6月15日の間に都内のドコモショップ2店で誤って販売した可能性があると発表した。同社は対象電池パックのユーザーに対し、改めて確認するよう求めている。
回収となった不具合電池パック『D06』は、異常発熱から破裂の可能性があるというもの。NTTドコモでは回収を発表していたが、ドコモショップ大森ベルポート店(東京都品川区)、ドコモショップ蒲田店(東京都大田区)で合計17個を販売してしまった可能性があるとしている。
販売に至った原因は、NTTドコモの商品配送センターにおいて、回収した不具合品100個が良品の中に混入してしまったため。それにより、1月に前述の2店へ出荷してしまったという。出荷された不具合電池パックのうち、残り83個は回収できているとしている。
不具合電池パックを購入してしまった可能性があるのは、該当期間(2007年1月30日から6月15日)に該当店舗で電池パック『D06』を単体購入するか、電池パック付きで『D902i』『D902iS』『D903i』を購入したユーザー。不具合対象の電池パックは電池に貼られているラベルに「PEA」の文字がある。確認の結果、不具合電池パックを所持していると判明したユーザーについては、“「電池パックD06」サポートセンター”(フリーダイヤル:0120-197-090、開設期間は9月30日まで)に申し出てほしいとのこと。