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AXIS、車載用ネットワークカメラなど2製品を発表

2007年07月30日 16時53分更新

文● 編集部

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アクシスコミュニケーションズ(株)は30日、車載用(電車やバスなど)の小型ネットワークカメラ『AXIS 209FD-R』と、独自の可動機構により360度パンに対応した『AXIS 215 PTZ ネットワークカメラ』の2製品を発表した。価格と発売時期は、AXIS 209FD-Rが9万3450円で8月1日、AXIS 215 PTZ ネットワークカメラが15万9600円で9月中旬。

AXIS 209FD-R

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AXIS 209FD-Rは、直径10cm/高さ4cmと、小型のデザインを採用。MPEG-4およびMotion JPEG形式(同時配信可能)で、最大640×480ドット/毎秒30コマの動画配信に対応する。撮像素子は1/4インチのCMOSイメージセンサーで、車載向けということで、振動などで激しく動く被写体に強いプログレッシブスキャン方式を採用した。

また、粉塵や振動、温度/湿度変化(0~50℃/20~100%)にも配慮。防塵/防滴性能の規格であるIP66、耐震性能の規格であるISO 16750-3をそれぞれ満たしているという。


AXIS 215 PTZ

AXIS 215 PTZ

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一方AXIS 215 PTZは、光学12倍/デジタル4倍ズームを備え、パン(水平方向の移動)/チルト(垂直方向の移動)動作にも対応したネットワークカメラ。Auto-flipと呼ばれる独自の機構により、360度のパンを継続して行なえるようにした。これにより、カメラ周辺を通過する被写体を死角なく追尾することができる(同社の従来機は左右170度までしか稼働せず、死角が生じていた)。

また、明るい日中には通常のカラー撮影、暗い夜間には赤外線撮影(モノクロ)に自動的に切り替わる“デイナイト機能”も装備。

動画サイズは、最大704×480ドット(4CIF)で、Motion JPEG形式の場合、毎秒最大30コマ、MPEG-4形式の場合、704×240ドット(2CIF)まで毎秒最大30コマ、それ以上の解像度では同26コマとなる。撮像素子には、1/4インチのインターレースCCDセンサーを採用している。天吊用カバーを含んだサイズは幅132×奥行き162×高さ149mm、重量は730g。


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