「ティウルルー テゥン」といって、わかる方はいらっしゃるだろうか?(いないと思うが) アニメ“トランスフォーマー”の悪役のシナリオと善玉のシナリオが切り替わる時の音楽がこんな感じだった(気がする)。そのトランスフォーマーがCGを駆使した実写映画として、8月4日(土)より封切られる。それに先立ち24日、東京ビックサイトで“ジャパンプレミア”が開催された。
ジャパニーズセレブがいっぱい
私の記憶にあるトランスフォーマーのキャラクターといえば、やはり“コンボイ”である。あのりりしいお顔にかっこいいトランスフォーム(変形)姿、そして頼りがいのある人(?)柄――それはもう、憧れの存在である。本映画ではコンボイという名称ではないが(オプティマス・プライムという名称)、キャラクターとしては登場するらしい。映画版コンボイ司令官にいち早くお目にかかりたいと思ってはいたが、数回行われたプレス向けの試写会はことごとく都合がつかず、今回のジャパンプレミアに急行した。
ジャパンプレミアには招待客約4000人が駆け、会場となった東京ビックサイトの東4ホールを埋め尽くした。また、ゲストとして“日本人セレブ”など、多くの著名人が4000人と共に映画を観賞した。
プレミアイベントの冒頭には、イリュージョニストのフランツ・ハラレー氏がスクリーンに登場し、「東京ビックサイトをトランスフォームさせる」として、イリュージョンを行なう映像が公開された(言葉にするのが難しいので、以下のイラストを参照)。その後、同氏は映画にも登場する黄色いカマロに乗って舞台上に登場。そのカマロに銀色の幕をかけると、カマロが舞台上空に持ち上がり、幕を引くと“バンブルビー”と呼ばれるトランスフォーマーに変身している、というイリュージョンも見せた。どちらも撮影禁止ということで、写真は撮れなかったのが残念だが、非常に気合の入った演出だった。
ちなみにこの日、私はコンボイ司令官に逢えなかった。本編上映前にプレス関係者は退場となったため、本編を見ていないからだ。