『W52S』は、“ウォークマンケータイ”の2代目となるCDMA 1X WIN端末だ。初代の『W42S』に比べてひとまわり大きく、重さも増えているが、そのぶんディスプレーサイズや画面解像度、カメラ性能や連続待受/連続通話時間など基本機能はしっかり向上している。ワンセグとデジタルラジオを除く、auのほぼすべてのサービスに対応し、Bluetoothがない点を除けばハイエンド端末と言えるだろう。
W52Sで気になるのはやはり音楽機能だ。一体どこがどのように進化したのか? 今回はこのキモとなる音楽機能の成長ぶりをお伝えしたい。
初めにW52Sの進化のポイントをまとめておこう。
- 音楽操作専用の“ミュージックキー”がどんな場面でも利くようになった
- 本体内蔵のメモリー容量が従来の2倍の2GBになった
- メモリースティックマイクロに加え、microSDカードも使えるようになった
- 従来は本体メモリーに保存できなかったATRAC形式の曲データを本体メモリーにも保存できるようになった
- 音楽の連続再生時間が延び、従来の約4倍の110時間になった
- FMトランスミッターを内蔵し、音声をカーステレオなどに飛ばして聞けるようになった
