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既存RDユーザー涎垂のHD DVD&HDDレコーダー

【レビュー】VARDIA RD-A600

2007年07月23日 12時10分更新

文● 編集部 橋本 優

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改善点その2――よりわかりやすく


A600で採用された新しいリモコン

A600で採用された新しいリモコン

A600で新しく採用されたリモコンは、上部にある“スタートメニュー”ボタンを押すと、画面に簡易メニューが表示される。初めてRDを使う人にとってはわかりやすくなったと言える。

画面左が“スタートメニュー”。電源ON時にも表示される。ちなみに電源ON時は“ぷちまど”と呼ばれるインフォメーションが表示され(右下)、最新情報をお知らせしてくれる(画面の一部はモザイク処理をかけています)

スタートメニューから“かんたんダビング”を選択すると、(RDユーザーからすると)ものすごく優しそうなメニューが表示される

スタートメニューから“かんたんダビング”を選択すると、(RDユーザーからすると)ものすごく優しそうなメニューが表示される

また、リモコンのボタン配置が変更され、より直感的に操作できるようになった。例えば従来機のリモコンは“終了”ボタンと“戻る”ボタンが非常に離れた位置に配置されており、さらにメニューによって“戻る”が終了だったり、“終了”が文字通りの終了だったりと操作が異なっていたため操作しにくかった。A600でも、メニューによって操作が異なる点は旧来と同様だが、“戻る”と“終了”ボタンが近い場所に配置されているので、より直観的に操作できるようになっている。

そのほか、従来のRDのリモコンの数字キーは、“再生”や“巻き戻し”といった機能も割り当てられており、そちらの操作が優先される。チャンネルを変更する場合は“シフトキー”を押しながら数字キーをおさなければならず(一応、シフトキー3秒長押しで数字キーが優先となるが、1分間無操作状態だと元に戻る) 、やや面倒だった。

リモコン右側のスライドスイッチ

リモコン右側のスライドスイッチ

しかし、新しいリモコンは、側面にスライドスイッチがついており、これを前側に切り替えることで数字キーを押すだけでテレビのチャンネルを切り替えることが可能となった。

リモコン下方の蓋も開閉式からスライド式に変更され、アクセスしやすくなった

リモコン下方の蓋も開閉式からスライド式に変更され、アクセスしやすくなった

赤外線発光部は正面と斜め下の2方向を向いており、レコーダーをラックの下に置いたときも赤外線がちゃんと届くように配慮されている。このあたりはREGZAのリモコンに似ている

赤外線発光部は正面と斜め下の2方向を向いており、レコーダーをラックの下に置いたときも赤外線がちゃんと届くように配慮されている。このあたりはREGZAのリモコンに似ている

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